大学の国語学の授業で書いたレポートを思い出した。「ない」は状態を表す形容詞で、「ある」はそうした中での特別な実態、だから「ない」と「ある」は対義語では無い、のようなことを書いた。半世紀前なのに覚えているのは、珍しく良い評価をもらったからだ。そんなことを思い出した今朝の朝日「折々の言葉」。
昨年夏に亡くなったお坊さんから、このコラムにある『有り難し』の意味を教えてもらった。「ご馳走」の意味とつなげて説明してくれた。焼き蟹をご馳走になりながら。30年前の昔だが、亡くなるまでずうっと親切にしていただいた。訃報を知った時、「有り難し」の意味を驚きと悲しみの中で実感した。
裏ブログを「『会う』という本気」で更新 アマリリスの花、5つが1つになり重い腰上げ、5方向に咲いていたのを想像して描く 。