波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

続「あと一周」

2017年02月11日 | 日記・エッセイ・コラム

(前回から続く)
の5年間は練習というか稽古というか、「もう一周グランド走って来い」みたいな修行の延長だと前回書いた。気分は『奉公』に近く、お世話になった業界・恩人の手伝いという感じ。5年前の定年まで数ヶ月という頃、「波風食堂ごっこしたいようだけど、我が家には君を遊ばせるお金はありません」とママヨさん。「今度は君が俺に変わって外で稼いできてくれよ。俺が『主夫』やるから」とお願いしていた。


春、やっと修行の年季明け。念願の「家事手伝い 中級老人」に昇格。今までの奉公では、彷徨【あてもなくさまようこと】や咆哮【吠えること】はなかったはず。修行の方向もまあまあのはず。そんなこんなでやっと放校。さてさて、4月から本番。だが気持ちは、やっぱり本番前の稽古というか練習みたいな感じ。「波風食堂」も準備始めたばかりだからだろう。今度のゴールはどこにあるのだろう?今日の言葉【人生は一生稽古】(終わり)
 

 
画像は「『加藤周一』という生き方」(鷲巣力著:筑摩書房)。読んでいる最中。前出「冥誕」に続いて。いずれも、加藤本人でなく周辺の論評。人生の本番では、修行で身につけた知性が試される。どれほどの「閃きと持続力」を持っているか 街で美味しいコーヒ飲み、素敵なご夫婦と話ができた全く同感のコラム読む。科学者のこんな政治の向き合い方が嬉しい。裏ブログに載せる。
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