この世に生を受け、外に出るのがこんなに不安だったことは無い。今まで、外に出られないのは全てが自分側の理由。現在は、文字通りの『世間の空気』のせいで引き籠もりにさせられている。
少し前、買い物先で「市内の罹患者第1号は、○○さんだよ」と店のご主人から聞いた。横で奥さんが、「まだそう決まったわけでは・・・・」と困り顔していたが、被せるように「みんな知ってるよ」と自信満々。家に帰り、知人が主の噂話をママヨさんに伝え、可哀想だ、だけどまだ事実と決まったわけでないねと話した。絶対に噂話の伝達者にはならないことも。本当でも嘘でも。
昨日、ここら辺の事情を知っている友人から「根も葉もない噂話」だと聞いた。今日は、噂の主とつきあいの深い方と話する機会があり、どういうところから根が出てきて、葉が繁ったのか聞いた。真実にかすりそうな嘘話というのは、事実と全く違うが状況証拠みたいなのはそれなりにあり、話が広がるきっかけがあれば、不安の空気に乗って瞬く間に蔓延すると知った。
コロナ禍の噂話で、本人のみならず家族や職場含めて生死に及ぶ被害を受けていると聞く。「人間は人をいじめるのが好きなんじゃないと思う。罰するのが好きなんだ」は、実に愚かな不安解消の手口だが、まともな人間のすることじゃない。
新聞切り抜き(4/16 朝日新聞)は、コロナ禍が『欠かせない贅沢の象徴』を奪う災いだということを教える。そして、『噂話』が雑談の一つであることに注意必要なことも 波風食堂の準備終了。連休中はママヨさんが珈琲のお客さん。企画作品展(6月末予定)お願いした作家さんと「来年ならできるね」と話した3.5時間かけてウドン1.5キロつくり冷蔵する。「いつでも食べられる」と思うと心落ち着く(笑)。