
ボアドブローニュ(フランス料理/日比谷)
【2011年1月に当時の日付で記事を編集しています】
*森のレストランでワイン付きフルコース
この記事の
2つ↓ で
日比谷 松本楼 を紹介していますが、こちらは同じ建物の3階にある本格仏蘭西料理店。
飛び込みで1人ディナーするような店ではないらしいのだけれど、営業アシスタント時代に接待ランチでしょっちゅう利用していたレストランなのです。
スタッフも変わっていないようだし、思い切ってGO!
(私的にはこういうお店より、おぢさん客で盛り上がっている定食屋の1人メシの方が入りにくい)
ちなみに3階へ行く前にはこんな立派なフロントを通ります。
ロビーに展示してあるこのピアノは、国産ピアノ(YAMAHA)第一号で、現存するのはこのピアノを含め2台だけだそうです。
というわけで、エレベーターで3階へ。
店内はこんな感じ。
パリッとした白いクロスが目に眩しい。
予約なしの1人客にもかかわらず、ちゃんと窓際の席に案内してくれた~。
店内での撮影も快く承諾していただけました。
ううむ、しかし。
とてもケータイカメラで写真撮ってツイ実況できる雰囲気ではない。。。ここはオーナーさんと仲良しのビストロではないし、他の客の目もあるからね。
「ワインと一緒に楽しむディナーコース」をいただきました。
月替わりの特別メニューで、お料理に合わせてソムリエがセレクトしたワインが3杯付いて8,925円(税込)というお得なコースであります。
オーダーを伝えると、テーブルには空のグラス3つがセットされます。
フルートグラスを見たとたん一気にテンションが上がりました。


アミューズ
スモークサーモン入り蕎麦粉のクレープとラタトゥイユ。
クレープにはイクラが乗っていて何気に豪華。


オードブル
魚介を野菜で巻いてテリーヌ仕立てに。


魚料理+白ワイン
舌平目のムニエル アメリケーヌソース。
正統派すぎて今や逆に新鮮なメニューではないでしょうか。
初フルコース(高校の謝恩会@横浜ホテルニューグランド)でいただいた魚料理だけに、なんとも懐かしいテイストではある。
当時のフレンチにはこんなにてんこ盛りのお野菜は付いていなかったけど。


肉料理+赤ワイン
和牛の赤ワイン煮にパイで蓋を。
パイを割ると、中にはお肉と野菜がゴロゴロ!


チーズ
ソツなく青カビ、ウォッシュ、セミハードの3種。
赤ワインが足りなくなり、ここで1杯追加オーダー。
王道フレンチのようでも、やはり随所に作り手のモダンなアレンジが光るお料理でありました。
パンは数種類の中から好みのものを選べます(いくつでも食べたいだけいただけます)。




デザート
ところで、こちらのデザートはワゴンの中から「好きなだけ」選べます。
以前かおりんと同じコースをいただいた際に、意地汚く「全部でもいいんですか!?」と言ってしまい、ホントに全種類食べるはめになった。
10種類くらいあって、しかも言い出したからには残すわけにもいかず。。。
なので今回は控えめに?モンブラン、ブランマンジェ、マンゴームースの3つにしておきました。


コーヒー
デザートの前に先客がはけて、メートルさんとちょこっと昔話などを。
当時はまだask-Uでレストランレビューなんかやっていて、レストランで料理の写真を撮る習慣はなかったんだなぁ。
最近はこちらもカメラ持参の客がぐんと増えたそうです。
老舗のレストランで食事する時、やっぱりいいなぁと感動するのが、使い込まれた銀製のカトラリーと食器類。
毎日ピカピカに磨きあげる人がいるんだ。
ひとつひとつにレストランの歴史が刻まれている。
それにしてもなんとリーズナブルなコースなのでしょう。
サービス料入れても1万円でお釣りがくるとは!
今、伝票見直して気づいたのだけど、赤ワインおかわりしたのに追加されていなかった。
■ボア・ド・ブローニュ
□14:00~17:00 17:00~22:00(L.O 21:00)
*11:00~14:30(土日祝のみ)
□無休
□千代田区日比谷公園1-2(3F)
□03-3503-1612