電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

英語の発音で、中学時代の先生に感謝

2006年09月12日 20時09分45秒 | Weblog
先頃、英語でスピーチする機会がありました。無論、私も生まれてはじめての経験です。担当者の力で原稿はある程度できており、ネイティブの人に表現を見てもらった上で少しだけ手直しをして、とにかく暇をみて練習。

昔は紙の辞書を引いて発音記号を確かめたものですが、今は例えばgooのトップページから利用できる英和辞典で、主だった単語については、ネイティブの発音を聞くことができるのですね!Windows Media Playerの音声を聞きながら、発音やアクセントを確かめて、リズミカルに流れるようにスピーチを練習。本番ではほとんどノーミスで拍手までいただき、気分良く帰りました。



つくづくありがたいと思ったのは、田舎の中学校で最初に英語をならった女の先生が素晴らしくきれいな発音で、英語と日本語の違いをたたきこまれたこと。発音記号などもかなり詳しく習うことが出来ました。「eをひっくり返したようなアとvをひっくり返したようなアの発音はどこが違うか」と質問すると、「アクセントの有無に注意してごらん」との答え。これ、中学二年生の頃ですよ。信じられない。

学年が進むと、教科書を読むにも音楽記号のタイやスラーのような印をつけさせ、たとえば in order to ~ はきっちりと「インノーダートゥ~」と読ませます。パラグラフを区切るには、スラッシュ記号まで歌うように一息に、と教えます。時には英語の歌を無伴奏で歌って真似させて覚えさせる、そういう授業でした。

今思うと、最初の二年間、いい先生に習うことが出来たことに感謝です。英語については、ほんとうに最初の先生しだいのような気がします。この先生、40年後の今も私のアイドルです(^_^)/
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