電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

春の農作業と音楽

2010年03月21日 06時14分33秒 | クラシック音楽
我が家のクロッカスも咲き始め、ようやく春になりました。週末の休日に、先に購入していたウォークマンEをおともに、妻と2人で果樹園の剪定作業を進めています。農作業の音楽にも、やっぱり向き不向きはあるようで、おおらかで伸びやかで屈託のない音楽がよろしいようです。



収録しておいたジョージ・セル指揮クリーヴランド管のパブリック・ドメイン正規録音シリーズの中では、例えばドヴォルザークの交響曲第8番やシューベルトの8(9)番「ザ・グレート」、あるいはリヒャルト・シュトラウスの「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」などです。こういう音楽は、野外で脚立に登ってノコギリを使いながらでも、あまり違和感がありません。

これが暗~く情念渦巻くワーグナーの楽劇では、たぶんそうはいきません。途中でがぜん戦闘的になり、頭に来てサクランボの成木を根元から切り倒したくなるかもしれません(^o^)/

果樹園での農作業は、破壊衝動とは無縁の世界だと感じます(^o^)/
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