我が家の果樹園の入り口には、ライラックとツツジが並べて植えてありますが、植えた父親が亡くなったために、手入れもおろそかになってしまい、ライラックの勢いが年々弱まって、昨年などは息も絶え絶えのような状態で、今にも枯れそうになっておりました。これではいけないと、昨年、一念発起して、ライラックとツツジの根回りを観察してみました。すると、驚いたことに、絡まりあったツツジの枝がライラックをぐるりと取り囲み、ちょうどヘビが小動物をぎゅうぎゅうと締め付けるような塩梅で、これでは枯れそうになるのも無理はないと思える状況でした。
そこで、絡まりあったツツジの根元をノコギリで切り分け、円周の半分ほどを残して、残りの半分を切り取ってしまい、ライラックの根元をゆったりと開け放してやりました。さらに、上にかぶさっていたスモモの枝を間引き剪定して、光が充分に当たるようにしてやりました。
その効果があったのか、今年はライラックが元気良く葉をつけ、新芽も伸びてきています。美しく香りの良い花房もたくさんつけました。
ツツジの方はと言うと、残る半分の枝で美しいピンクの花をつけています。知らんふりして細かい枝がたくさん出ていて、今からでも締め付けてやろうと狙っているようで、油断がなりません(^o^)/
ライラックとツツジを並べて植えたりするものではないと思いながら、配色の妙は確かに感じます。なるほど、背後にある牡丹といい芍薬といい、次々に連続して花を咲かせる景色を、果樹園の入り口に構想していたのだなと、少しばかり亡父の風流心を垣間見たような気分になりました。
そこで、絡まりあったツツジの根元をノコギリで切り分け、円周の半分ほどを残して、残りの半分を切り取ってしまい、ライラックの根元をゆったりと開け放してやりました。さらに、上にかぶさっていたスモモの枝を間引き剪定して、光が充分に当たるようにしてやりました。
その効果があったのか、今年はライラックが元気良く葉をつけ、新芽も伸びてきています。美しく香りの良い花房もたくさんつけました。
ツツジの方はと言うと、残る半分の枝で美しいピンクの花をつけています。知らんふりして細かい枝がたくさん出ていて、今からでも締め付けてやろうと狙っているようで、油断がなりません(^o^)/
ライラックとツツジを並べて植えたりするものではないと思いながら、配色の妙は確かに感じます。なるほど、背後にある牡丹といい芍薬といい、次々に連続して花を咲かせる景色を、果樹園の入り口に構想していたのだなと、少しばかり亡父の風流心を垣間見たような気分になりました。