1月17日付け山形新聞の書評欄に掲載された、坂本敏夫『典獄と934人のメロス』という本が気になります。これは読んでみたい。関東大震災による火災が迫る横浜刑務所で、今で言えば刑務所長にあたる典獄の椎名通蔵は囚人の解放を断行します。結果的に、全員が刑務所に帰還しただけではなく、避難民の救助に身を挺する姿があったとのことです。
山形県寒河江市出身の椎名通蔵という知られざる山形人の系譜を知る楽しみもあります。また、著者の30年におよぶ取材の契機になったのが、冤罪で服役中の兄の身代わりとして帰還を急ぐ福田サキという女性の長女との出会いだったというあたりで、もう「この本を読みたい!」モードに突入(^o^)/
時間をみて、書店で探してみましょう。
山形県寒河江市出身の椎名通蔵という知られざる山形人の系譜を知る楽しみもあります。また、著者の30年におよぶ取材の契機になったのが、冤罪で服役中の兄の身代わりとして帰還を急ぐ福田サキという女性の長女との出会いだったというあたりで、もう「この本を読みたい!」モードに突入(^o^)/
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