電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

再びJetstreamの青を使い始める

2016年05月13日 06時03分28秒 | 手帳文具書斎
ふだん、備忘録ノートは万年筆で書くことが多いのですが、演奏会のメモを取る時は、筆記の速度と筆記音の静けさから、Jetstream ボールペンの黒を使うことが多いです。ところが、先のヤンネ舘野さんのヴァイオリン・リサイタルでは、たまたま黒のボールペンを忘れて青を持っていってしまったために、Jetstreamの 青を再び使い始めました。いわゆる「滲み抜け」現象(*1)が見られることから、備忘録ノートへの利用をためらってきましたが、考えてみれば、

  • 備忘録ノートは、しじゅう頻繁に読み返したり参照したりするわけではなく、たまに記事ネタを探す時に読み返す程度である
  • 「滲み抜け」現象が起こったとしても、判読に困るほどのことではない

ということから、再度使い始めたものです。

やはり、いい色です。万年筆の青系のインクで書いた他ページとよく調和します。また、とくに1.0mmの書き味がたいへん良好です。この二つの点から、他の油性青色ボールペンとは一線を画します。

0.7mmや0.5mmといった線幅よりも、1.0mmのほうが、書いている最中のなめらかさや、大きめの文字のくっきりした視認性の良さなどが顕著です。万年筆は中字で、油性のボールペンは1.0mmで、大きめの文字を書く習慣は、老眼世代には適したものと感じます。

(*1):もしかして糊が問題なのでは~Jetstreamの裏写り問題を考える~「電網郊外散歩道」2011年11月

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