文具を中心としたブログ「趣味と物欲」(*1)では、古典ブルーブラック・インク情報やインクのペーパークロマトなどのほかに、ときどきWEB(ケータイ?)小説を紹介しています。これまでも、ためしにいくつかの作品を読んでみましたが、作者の空想力に感心すると共に、細部の知識の詳しさに驚いてしまいます。
今回も、少し前に一番おもしろいと紹介されていた『本好きの下剋上』という作品がおもしろく、読みふけってしまいました。たぶん、『ぼく駐』以来のハマり方ではなかろうか(^o^)/
たっぷり読む量があるというところも、うれしい点です。
こうした作家の特徴として、大昔のシャーマンや民話のルーツに通じるような古代人の語り部を連想します。職業作家たちとは異なって、文章を彫琢するよりもむしろ意表を突く物語展開の連続を重視する、ストーリーテラーとしてのあり方が顕著なように感じます。
○
ところで、この作品を PDF でダウンロードしてみました。ファイルを開くと、Windows10ではMicrosoft Edge が起動しましたが、縦書き表示がまるでダメです。

ひどいもんです。これに対して、「プログラムで開く」から Adobe Reader で開いてみました。
という具合で、Adobe に意地悪をしています。なんだかんだと理屈をつけているのでしょうが、要するに業界標準を蹴落としていこうという姿勢なのかも。
しかたがないので、Adobe Reader を先に起動しておき、これで読み込んでみました。
すると、結果はこんなふうでした。

ごらんのとおり、縦書きもきちんと表示されています。ただし、途中のページまで読んでも、どこまで読んだかを覚えていてはくれません。手近な紙に、ページ数を控えておく必要があり、ちょいと不便です。
ちなみに、Ubuntu Linux では、ドキュメント・ビューアで縦書き表示が正しく再現され、しかも途中まで読んだページ番号が保存されるらしく、次に読むときには、前に読んでいたページが再現されます。これはたいへん便利です。
(*1):ブログ「趣味と物欲」
今回も、少し前に一番おもしろいと紹介されていた『本好きの下剋上』という作品がおもしろく、読みふけってしまいました。たぶん、『ぼく駐』以来のハマり方ではなかろうか(^o^)/
たっぷり読む量があるというところも、うれしい点です。
こうした作家の特徴として、大昔のシャーマンや民話のルーツに通じるような古代人の語り部を連想します。職業作家たちとは異なって、文章を彫琢するよりもむしろ意表を突く物語展開の連続を重視する、ストーリーテラーとしてのあり方が顕著なように感じます。
○
ところで、この作品を PDF でダウンロードしてみました。ファイルを開くと、Windows10ではMicrosoft Edge が起動しましたが、縦書き表示がまるでダメです。

ひどいもんです。これに対して、「プログラムで開く」から Adobe Reader で開いてみました。
- Adobe Reader をデフォルトの PDF アプリにします OK
- このアプリがPCに変更を加えることを許可しますか はい(Y)
- デフォルトのPDFアプリケーションは Adobe Reader に設定できませんでした。
という具合で、Adobe に意地悪をしています。なんだかんだと理屈をつけているのでしょうが、要するに業界標準を蹴落としていこうという姿勢なのかも。
しかたがないので、Adobe Reader を先に起動しておき、これで読み込んでみました。
すると、結果はこんなふうでした。

ごらんのとおり、縦書きもきちんと表示されています。ただし、途中のページまで読んでも、どこまで読んだかを覚えていてはくれません。手近な紙に、ページ数を控えておく必要があり、ちょいと不便です。
ちなみに、Ubuntu Linux では、ドキュメント・ビューアで縦書き表示が正しく再現され、しかも途中まで読んだページ番号が保存されるらしく、次に読むときには、前に読んでいたページが再現されます。これはたいへん便利です。
(*1):ブログ「趣味と物欲」