電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

佐伯一麦「Nさんの机で~ものをめぐる文学的自叙伝」で「オーディオ(2)」を読む

2016年10月27日 06時02分54秒 | Weblog
地元紙「山形新聞」に連載されている佐伯一麦「Nさんの机で~ものをめぐる文学的自叙伝」で「オーディオ(2)」を読みました。今回は、小学生の頃に父親が購入した真空管式のステレオの話。ビクターのロゴの付いたキャビネットに、AM/FMチューナー、レコードプレーヤー、アンプ、左右にスピーカーが納まるというものだそうです。このステレオで再生していたのが、井沢八郎の「北海の満月」や、洋画「道」のジェルソミーナのテーマというのです。



この頃は、たぶん私は田んぼや野原を駆け回っていたほうで、真空管式のアンサンブルタイプのステレオなどにはご縁がありません。でも、後半に出てくる記憶、

中学校の音楽の授業で部分だけを聴かされたスメタナの「モルダウ」やベートーヴェンの交響曲「田園」といった曲を全曲聴いてみたいと思い(後略)

あたりは、うんうん、そうそう、と思わず頷いてしまいました(^o^)/
「モルダウ」と「田園」がカップリングされたクラシックのLPレコードを初めて買ってきたのが、フルトベングラー指揮のものだった、という点については、ステレオ録音でないというだけの理由で選択しなかった私とはだいぶ違いますが(^o^;)>poripori

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