30年ものの自走式草刈機のデフオイルが漏れるようになり、代替機として小型の乗用草刈機を導入しました。実際に使ってみると、具体的な長所がわかりました。
以上を総合すると、乗用草刈機の導入は大正解だったようです。
- 旧型の自走式草刈機は刈幅が62cmで、新型の乗用草刈機のほうは82cmです。およそ240cmの幅を刈り取るには、旧型では4回、新型では3回通過する必要があります。ここで能率は1.3倍にアップしています。
- 旧型は直進が低速と高速の2段と後退が1段、新型は直進が4段と後退が1段のギアを持っています。新型の4段は移動用だそうですので、草刈り作業時には3段が最速になりますが、感覚的に1.2倍位のスピードアップになっているようです。
- 刈り取り幅と速度のアップで、1.3×1.2=1.56、約1.6倍くらいに能率が上がっているようです。実際、今まで一つの園地で3時間かかっていたのが、2時間くらいで終わるようになりました。
- 車体幅に比べて草刈り幅が小さめなので、まだどのくらいまで刈れるのか目測があいまいです。ときどき筋状に刈り残しが出ますので、もう少し慣れが必要です。
- 幹の周囲や狭い箇所など、前進と後退を繰り返すところでは、ほとんど能率は変わりません。
- 同シリーズであと20万円ほどお高い機種に、前進と後退がワンペダルで操作できるオートマタイプがありましたが、耕運機その他の機械もやがて更新することを考えれば、予算は絞っておいたほうが良かろうと思います。
- 機械を操作しながら後をついて歩くことになる自走式では一回に14,000歩も歩かねばならず、疲労が目立ちましたが、今はまだ大丈夫でも10年後には過重な負担と思われます。乗用式で非常に楽になりました。
以上を総合すると、乗用草刈機の導入は大正解だったようです。