風邪と歯痛で足踏みをしましたが、サクランボの満開時の防除をようやく終えました。早朝4時に起きてホットミルクとパンで手早く腹ごしらえをし、すぐに出動。自宅裏の数本と離れたもう一つの園地(こちらが主力)のサクランボに動力噴霧機で丹念に散布します。枝が混んでいると花の部分に散布ムラができてしまいますが、適切に剪定してあればどの花にも抗菌剤「ファンタジスタ」の薬液がかかります。昨年まで動力噴霧機の余水弁の不調で噴霧圧が充分でなかったため、夏場のカイガラムシ防除の際に樹の高いところの枝まで届かず、ウメシロカイガラムシにやられて一部に葉がでない枝が見られます。特に老樹にその傾向が顕著です。亡父が植えてからすでに50年になるものが多いので、本当は樹も弱り、世代交代が必要なのでしょうが、今から若木を植えても私自身いつまでも管理できるわけではありません。今年の収穫状況を見て、弱った老樹は間引き伐採し、他の樹の日当たりを良くすることでサクランボ果樹園全体の寿命を維持することを考える必要がありそうです。
もう一つ、本数としては数本しかありませんが、リンゴ「紅つがる」と「紅将軍」の開花前の防除も併せて実施しました。リンゴの花は白いのですが、開花前のガク片が薄紫色をした可憐なもので、たいへん魅力的です。あとは、満開10日後の5月初旬まで防除作業はなし。野菜畑の植え付け準備をして、桃の摘花作業も「あかつき」から「川中島白桃」へ移行していきます。
もう一つ、本数としては数本しかありませんが、リンゴ「紅つがる」と「紅将軍」の開花前の防除も併せて実施しました。リンゴの花は白いのですが、開花前のガク片が薄紫色をした可憐なもので、たいへん魅力的です。あとは、満開10日後の5月初旬まで防除作業はなし。野菜畑の植え付け準備をして、桃の摘花作業も「あかつき」から「川中島白桃」へ移行していきます。