最近、興味深い記事を読んでいるときに、「次へ」「次ページ」等のボタンをクリックしたら全く関係のない広告だった、ということがあり、偽装ボタンの存在に気づきました。本当の「次頁」へのリンクはずっと下にあり、目立たないテキストベースのものなので、大きな「次へ」画像を使ったボタンはやけに目立ちます。クリックしたのは自己責任、クリックしたほうが悪い、ということなのでしょうが、続きに興味を持ってクリックしたのに無関係な広告を見せられた方の怒りはかなり大きく、詐術的な手法として反感を持たれることが多いのではないかと思います。
では、そんな広告手法がなぜまかり通るのか。これは想像でしかありませんが、おそらくはネット広告の事情に不慣れなクライアントがカモにされているだけなのでは。クリックされた回数を実績として数値で示されると、広告主はつい信用してしまう。しかし、クリックされた数値は同時に反感を買ってしまった回数でもある、という実態を隠しているからでしょう。ネット広告がテレビ等の旧媒体の広告宣伝費を上回ったと報道されてからしばらくなりますが、不慣れなクライアントが実はカモにされていたことに気づくまでにはまだ時間がかかるのではないかと懸念されます。
では、そんな広告手法がなぜまかり通るのか。これは想像でしかありませんが、おそらくはネット広告の事情に不慣れなクライアントがカモにされているだけなのでは。クリックされた回数を実績として数値で示されると、広告主はつい信用してしまう。しかし、クリックされた数値は同時に反感を買ってしまった回数でもある、という実態を隠しているからでしょう。ネット広告がテレビ等の旧媒体の広告宣伝費を上回ったと報道されてからしばらくなりますが、不慣れなクライアントが実はカモにされていたことに気づくまでにはまだ時間がかかるのではないかと懸念されます。