電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

そろそろサクランボ「佐藤錦」の収穫が始まる頃合い

2022年06月10日 06時02分10秒 | 週末農業・定年農業
6月もそろそろ中旬に入る頃、サクランボ「佐藤錦」の収穫が始まる頃合いです。早生種の「紅さやか」ほど真っ赤な色にはなりませんが、しだいに赤く色づいてきています。赤く色づいている実から先に収穫し始めますが、困るのは雨降りです。その理由は:

  • 雨降りでは収穫する人が濡れて作業しにくいし、収穫物が濡れていると傷まないように乾かすのも大変。
  • 雨降りが続くと、根からの吸水量が増加し果肉が膨張して割れてしまう、いわゆる実割れ、裂果が発生する。裂果は果汁がベトベトして傷み、カビが生じやすいために、商品価値がゼロになる。

というところでしょうか。

今月の6日・7日と降り続いた雨のために、我が家でも露地栽培のサクランボはかなり実割れを生じています。熟した実ほど裂果になりやすいため、食べてみるとむしろ美味しいのですが、やっぱり見栄えはよろしくありません。ご近所に分けてあげたくても、「うちでもやんだぐなる(いやになる)ほどある」と言われてしまいます(^o^)/ 



例年、6月初旬はパラパラ程度しか降らないものですが、今年はどうもまとまった雨がひんぱんに降る傾向があるようです。雨の晴れ間を縫うようにして、収穫作業をどんどん進める必要がありそうです。


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