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地元紙「山形新聞」に連載されている「山響クロニクル〜50年の軌跡」の第17回(8/16付)は、「アマデウスへの旅」を取り上げています。飯森範親さんが音楽監督に就任した2007年、生誕250年を迎えたモーツァルトの交響曲全47曲を8年かけてぜんぶ演奏するという「アマデウスへの旅」という企画がスタート(*1)します。このプロジェクトの記憶はたいへんに鮮明です。記事では「18世紀の音にこだわる」という見出しを付けて、ナチュラル・ホルンやバロック・トランペット、トロンボーン、ティンパニなどにオリジナル楽器を導入、また弦楽器もヴィヴラートを必要最小限に効果的にかけるようにつとめ、音程をきちんとあわせ純度の高い音を得るために、いわゆる古楽奏法を取り入れます。演奏会も黒一色のカラスの集団ではなく、男性奏者はややカジュアルなスタイルで、女性奏者はカラフルなドレス姿でステージに上がるという、華やかさを感じさせる演奏会となったことを紹介していました。
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私も、特別な事情でやむなく欠席した回以外はほぼすべての演奏会を聴き通しましたが、馴染みの薄い初期交響曲が中心の回にも協奏曲や声楽を伴う曲なども盛り込み、毎回楽しみなプログラムが提供され、妻と一緒にいそいそと演奏会に通ったものでした。今、このときの成果はCD13枚による「モーツァルト交響曲全集」(*2)として発表され、私もすぐに入手し、ずっと愛聴しております。現在、演奏録音ともに高い水準の全集として内外で高い評価(*3)を受けるようになっています。
(*1): 飯森・山響のモーツァルト交響曲全曲演奏「アマデウスへの旅」第1回を聴く(1)、同(2)〜「電網郊外散歩道」2007年8月
(*2): モーツァルト交響曲全集(13枚組)〜山形交響楽団ホームページ、オリジナルグッズ
(*3): 日本モーツァルト協会の紹介ページ、飯森・山響のモーツァルト交響曲全集がレコードアカデミー賞(特別部門)受賞
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私も、特別な事情でやむなく欠席した回以外はほぼすべての演奏会を聴き通しましたが、馴染みの薄い初期交響曲が中心の回にも協奏曲や声楽を伴う曲なども盛り込み、毎回楽しみなプログラムが提供され、妻と一緒にいそいそと演奏会に通ったものでした。今、このときの成果はCD13枚による「モーツァルト交響曲全集」(*2)として発表され、私もすぐに入手し、ずっと愛聴しております。現在、演奏録音ともに高い水準の全集として内外で高い評価(*3)を受けるようになっています。
(*1): 飯森・山響のモーツァルト交響曲全曲演奏「アマデウスへの旅」第1回を聴く(1)、同(2)〜「電網郊外散歩道」2007年8月
(*2): モーツァルト交響曲全集(13枚組)〜山形交響楽団ホームページ、オリジナルグッズ
(*3): 日本モーツァルト協会の紹介ページ、飯森・山響のモーツァルト交響曲全集がレコードアカデミー賞(特別部門)受賞
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