電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

新聞連載「Nさんの机で~ものをめぐる文学的自叙伝」を読む

2014年02月17日 06時02分09秒 | 手帳文具書斎
今月12日付けの山形新聞に、佐伯一麦さんの連載記事「Nさんの机でーものをめぐる文学的自叙伝」が掲載されていました。以前も、工事のアルバイトをしながら原稿を書くと、手がふるえてしかたがないので、毛筆で書いた、というような内容を読んでおり、すごいなあと思う反面、私には無縁の作家なのかなと思っておりました。ところが、今回の記事中の写真が、昔懐かしい「文豪Mini5」! 思わず注目してしまいました(^o^)/tanjun~
タイトルが「ワープロとパソコン(1)」で、作家修行時代に、清書のために安い「型落ち購入」した経緯を書いたものです。(1)があれば(2)や(3)もあるのだろう、と思わず期待してしまいます。1989年頃のようですが、このあたりは多くの人たちがワープロやパソコンに触れた時期で、懐かしく思い出すのでは。佐伯一麦さんの作品は、これまで読んだことがありませんが、こんなきっかけで文章に触れることがありますから、面白いものです。



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4 コメント

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佐伯一麦さん (eguchi)
2014-02-17 20:29:50
こんにちは。
ワープロ、懐かしいですね~
私のワープロの一号機はサンワードミニでした。
液晶画面は4行表示、いま思えばまったくの玩具ですね。
それから数年後、1989年頃は東芝RUPOを使っていたと思います。
ただ、Macに出会う夜明け前の時期でもあり、
実際1990年からは仕事にもMacを使うようになりました。

佐伯一麦さんは『読むクラシック』を読みました。
バッハのゴルトベルク変奏曲の思い出に、
私の好きな島田雅彦氏との出会いが語られたり、
楽しんで読んだ記憶があります。
ただ、もう十年以上も昔のためうっすらとした記憶しかありません、、、
記事には「~ものをめぐる文学的自叙伝」とありますね、
『読むクラシック』は「音楽をめぐる自伝」と言えそうです。 
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eguchi さん、 (narkejp)
2014-02-17 20:57:28
コメントありがとうございます。サンワードミニ、ルポ、いずれも懐かしい機種名ですね。振り返ってみると、技術の進歩をリアルタイムに追いかけていた時代だったと感じます。
佐伯一麦さんには、そんな本もあるのですか。意外に知らないものですね。新聞の連載も、作家を知る良いきっかけになるようです。
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この手の話題には (おなら出ちゃっ太)
2014-02-18 09:00:41
つい、反応しちゃいますね。
佐伯さんは読んだことがありませんが、このエッセイだけは読みたいです。
まあ作家に対しては失礼極まりないハナシですが…。

昔のワープロ、1行、2行、なんて液晶のものもありました。流石に買う気は起きませんでしたが、今にして思えばラインエディタをワープロという機械で実現したようなものでしょうか?
あ、ラインエディタは、ちょっと概念が違うかしらん?(^^;
モノ知らずでスイマセン!

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おなら出ちゃっ太 さん、 (narkejp)
2014-02-18 20:33:27
コメントありがとうございます。
>この手の話題には
>つい、反応しちゃいますね。
まったくです(^o^;)>poripori
これが、同時代の力、というやつでしょうか。

ラインエディタ! 久しぶりに、懐かしい語を聞きました。MS-DOS でいえば、 edlin ですねっ!
ただし、当時のワープロは、表示は少行数ですが一応スクロールできましたので、スクリーンエディタだったようです。
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