
毎年、真夏の8月ころに、たくさんとれるナスを縦に薄く切り、塩水につけてアクを取ってザルにあけ、干し網の上に重ならないように並べて数日間かけて天日干しします。夕立が来そうな日は午後から小屋の中に取り込むようにして、雨に濡れないようにカラカラに干します。乾燥不足だとかびてしまいますので、とにかく徹底的に干します。よく乾いてシワシワになったナスの干物をポリ袋に入れ、冬まで保存しますが、あんなにたくさん干したのにこれしかできないとがっかりするほど量が減ります(^o^)/ 終日ずっと日当たりの良い場所を広く取れる田舎だからできる保存食づくりかもしれません。
真冬の時期、この「なす干し」の煮物が美味しいのです。妻が便利に参照している地域出版物、『むらやま郷土料理百選 食の記憶 あずだす〜山形の食文化遺産』(2012年、シティむらやま出版会)から抜き出してみると、

本書には、材料としてこの他に人参や糸こんにゃく、キノコなどを合わせてもよいとありますが、我が家では毎回シンプルにこれだけ。
作り方は、
で、できあがりはこんなふうに。

田舎料理ですが、懐かしい故郷の味です。「おみ漬け」などがあればなおよろし。

注意点としては、「戻しすぎないこと」でしょうか。戻しすぎるとべちゃっとなります。歯の弱い老人の中にはやわらかいものを好む人もいますので、このあたりの加減は好き好き、家族状況とお好みで調整するしかないようです。
正直にいうと、こういうメニューは実は妻の領分。私が手を出すわけにはいきません(^o^)/
真冬の時期、この「なす干し」の煮物が美味しいのです。妻が便利に参照している地域出版物、『むらやま郷土料理百選 食の記憶 あずだす〜山形の食文化遺産』(2012年、シティむらやま出版会)から抜き出してみると、

【材料と準備】
なす干し 100g たっぷりの水に入れて火にかけ、沸騰して2〜3分で火を止め、一晩くらい置く。
油 大さじ3
さつま揚げ 適量 お好みで
調味料
だし汁 1/2カップ、 醤油 大さじ4、 砂糖 大さじ1、 酒 大さじ1、 みりん 大さじ1
本書には、材料としてこの他に人参や糸こんにゃく、キノコなどを合わせてもよいとありますが、我が家では毎回シンプルにこれだけ。
作り方は、
- ナス干しを戻したゆで汁を捨て、水がきれいになるまで取り替えた後、水気をしっかり絞る。
- ナス干しを油でさっと炒め、調味料を加えて中火から弱火で汁がなくなるまで煮る。
で、できあがりはこんなふうに。

田舎料理ですが、懐かしい故郷の味です。「おみ漬け」などがあればなおよろし。

注意点としては、「戻しすぎないこと」でしょうか。戻しすぎるとべちゃっとなります。歯の弱い老人の中にはやわらかいものを好む人もいますので、このあたりの加減は好き好き、家族状況とお好みで調整するしかないようです。
正直にいうと、こういうメニューは実は妻の領分。私が手を出すわけにはいきません(^o^)/
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