電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

「カーオーディオの文化史」が興味深い

2022年03月31日 06時01分50秒 | Weblog
何気なく触れた記事で、速水健朗氏の「カーオーディオの文化史〜ドライブミュージックを支えた、技術の結晶たち」(*1)が興味深いものでした。参考までに見出しを抜き出してみると、

ポップミュージックにたびたび登場した「カーラジオ」
国産カーラジオの誕生とカセットテープの登場
エアチェック全盛時代 密接だったラジオとカセットテープの関係
カセットテープ時代を彩るドライブミュージック
カセットテープからCDへ カーオーディオの主役が交代
カーオーディオファンを夢中にさせたCDチェンジャー
ドライブミュージック史を支えた日本のカーオーディオ

というものです。国産カーラジオの登場のあたりは、私が生まれる前ですので承知していませんが、その後のカセットテープの登場やその進歩、エアチェック等によって自分のマイベスト・テープを編集するとともに、インレタや付録のタイトルカードの利用などは、思わず懐かしくなります。そしてCDの登場。氏はCDチェンジャーを指摘していますが、私はSONYの初代ディスクマンD-50(*2)が登場した直後に、鶴岡在住の某マニアが車載用のスタンドを作ってサイドブレーキ上部に固定し、シガーソケットから電源を供給して出力をカーステレオに流す仕組みを作ったのを見せてもらいました。某SONYの人が見に来たそうで、CDカーステレオの始まりはアレだったんじゃないかと思っています。



今、わが愛車のカーオーディオはUSBメモリーが主流になり、通勤の音楽用に、何種類かのUSBメモリを用意しています。残念ながら、無粋なUSBメモリにカセットテープ時代のカラフルなタイトルカードなどは無縁のようで、どれが何の曲が入っていたかを覚えておくのが困難です。これはまことに困った事態です(^o^;)>poripori

(*1): 速水健朗「カーオーディオの文化史〜ドライブミュージックを支えた、技術の結晶たち」〜BLOGOS, 2022年3月30日
(*2): D-50の登場〜SONY History 第3話「はじめに一つの木型ありき」


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