電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

信号待ちの車窓から「おめでとう!」〜「文翔館ウェディング」かな?

2023年02月09日 06時00分09秒 | 散歩外出ドライブ
先日、映画「百姓の百の声」を観た帰りに、旧県庁である文翔館前の信号で赤信号待ちをしていたら、なんだか純白のドレスのカップルが見えました。映画の撮影でもなさそうですし、ここの赤信号はけっこう長いので、とっさに写真に収めました。今の時代、赤い糸で結ばれた御縁があっても、実際に結婚に至るまでにはいろいろと障害も少なくないことでしょう。それを乗り越えてのゴールインはめでたいことです。とりあえず、信号待ちの車窓から「おめでとう!」



帰ってからズームアップしてみると、間違いなくカップルの写真撮影のようです。Google で「文翔館ウェディング」で検索してみたら、画像もたくさん出ていました。近くのホテルやレストランがプランナーになっている例もあるようで、それなら文翔館でご馳走もありうる? ホテルやレストランに戻って会食? いやいや、今の若い人たちは、思い切りドレスアップして写真だけ別に撮影し、あとはささやかに仲間内で会食というやり方が多いからなあ。



たまたま遭遇したシャッターチャンスではありますが、大正初期に建てられた国指定重要文化財である文翔館で記念写真を撮影できた二人には、良い記念になったことでしょう。もしかすると、このカップルは「るろうに剣心」のファンで、映画のロケ地での記念撮影を希望したのかな、などと想像しています。いずれにしろ、見知らぬ二人の幸せを祈りたいものです。


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4 コメント

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もしかして……? (しろまめ)
2023-02-09 16:13:56
いい場面に遭遇しましたね。ふたりの幸せを願うnarkejpさん、お優しい。ぼくなら、なにか皮肉なジョークが浮かんでしまうかも。
フォトウェディングですから、すでに結婚数年という夫婦が撮りそこねた記念写真を、ということもあるかもしれませんね。
石造りで歴史の重みが漂うロケーションでのフォトウェディング、一生の記念になることでしょう。

るろうに剣心のロケ地とは知りませんでしたね。
だとすると、「お色直し」をして剣心のコスプレでの撮影もあったかも!
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しろまめ さん、 (narkejp)
2023-02-09 20:10:33
コメントありがとうございます。ほんとに、偶然にも良い場面に遭遇したものです。すでに結婚して数年、撮りそこねた記念写真を、という情景もいいですね。
ところで、文翔館での写真撮影は、見学の際の個人的撮影は別として、次のような条件があるようです。
https://www.gakushubunka.jp/bunsyokan/use/photograph/
これによれば、どうもコスプレ撮影は禁止みたいですね。
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Unknown (kumaneko48)
2023-02-10 14:17:59
ステキな写真です。
まるで外国みたい。
私たちの結婚式は、神社で白無垢でした 
本当はウェディングドレスを着たかった‼️
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kumaneko48 さん、 (narkejp)
2023-02-10 19:25:20
コメントありがとうございます。旧山形県庁、現在の文翔館は大正時代のイギリス・ルネサンス様式の建築で、米沢出身の中條精一郎を設計顧問に、同設計事務所で働いていた田原新之助が中心となって設計したものだそうです。県庁の移転により昭和末〜平成初期に修復工事が行われ、国指定重要文化財となりましたが、赤いカーペットの上を長靴で歩かれては困るのでガラス張りと主張する文化庁担当者の意見に対して、主権者である県民が赤じゅうたんの上を歩くことに何の問題もないとする地方自治重視の知事の考えで無償公開されることとなり、現在も広く利用されているのだそうです。このあたりの経緯も、気骨のある山形らしいエピソードです。
議場ホールは、この7月から10月まで、修復工事のため利用できなくなるそうですが、工事完了後にまたいろいろな演奏会が開かれるのが楽しみです。
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