パソコンで表記できないような言葉があったりで、正書法の大変さ、ルビにしてもまた適切な日本語の漢字を用いるにしても、もともとの沖縄語をよく知っていなければたいへんです。実際にひらがなで書かれたうちなーぐちの文章に漢字を当てはめるのも、多様な意見があり、類似する漢字と意味のすり合わせが要求されます。
うちなーぐちが得意だった知人の物語を、彼女の話していたうちなぐちで表記するために表記の勉強会に参加しているのだが、すでに何十年もうちなーぐちの推進を続けてこられた方々の熱気はすばらしいです。
遅ればせながらうちなーぐちの表記に取り組んでいます。
ウチナーグチでなければ表現できないことばがあるんですね。これは千古不易かもしれません。
民謡も組踊も沖縄芝居もリズムは8886です。そしてウチナーグチ、主に首里那覇言葉です。それに宮古八重山、国頭、与那国などのそれぞれの地域のことばがあります。多様性に驚きます。それぞれの地域のことばの味わいは異なります。類似することばとことなる言葉があります。音韻の違いをどう表出するのか、興味深いです。分かったところから始めているのですが~。
宮良信詳先生の基本的理論、概念はなるほどです。日本語の基本をうまく沖縄語の表記に運用しています。