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〔昨日の朝、思わず手を伸ばした桜桃)
つまり、今年はじめて公園のサクランボ(桜桃)を口にしたのです。昨日朝も公園を散歩しながらその実を摘んで口に含んで種を吐き出しました。松たか子さんがいい女優さんで美しいとはじめて意識しました。第33回モントリオール世界映画祭で最優秀監督賞。2009年の作品なんですね。小説は青空文庫で読めます。映像は他の小説の部分も付け加えていますね。映画の感想なり批評サイトも張り付けました。全部を読んでいないのですが、なかなかいい批評も開示されています。久しぶりにいい映画だと思いました。「水が低きについて流れるように体がだるくなるような素直さ」が印象的で、懸命に生きる佐知さん、そして恋人のために暖かいマフラーを盗んで弁明するところが良かったですね。サクランボ(桜桃)に魅了されて、野山を歩き回って山桃やグミの実を摘んで食べた昔日が懐かしい今年の春、やはりサクランボのご縁でこも映画が飛び込んできた日曜日です。
生きる。生き延びるが自然と迫ってきますね。一方で死に鷲づかみにされる雰囲気といおうか空気が流れている戦後日本の川の流れがあり、太宰〔大谷〕のキャラもよく出ているような印象を持ったのですがーー。
気持ちが落ちるままに、だるくなる空気のままにじっと映像を見つめる。
恋愛映画フル2017 『ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~』
https://www.youtube.com/watch?v=gf53k5PDSd4
『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』(ヴィヨンのつま おうとうとタンポポ、英:Villon's Wife)は、2009年の日本映画。原作は太宰治の小説『ヴィヨンの妻』。PG-12指定。監督した根岸吉太郎はこの作品で
を受賞した。
キャスト
- 松たか子:佐知
- 浅野忠信:大谷穣治
- 室井滋:巳代
- 伊武雅刀:吉蔵
- 広末涼子:秋子(大谷の愛人)
- 妻夫木聡:岡田(酒場の客)
- 堤真一:辻(弁護士)
- 光石研:交番の巡査
- 山本未來:穣治の連れの女
- 鈴木卓爾
- 小林麻子
- 信太昌之:刑事
- 新井浩文:佐知を交番に突き出したデパート社員
- 奥田恵梨華:街のパンパン
- 眞島秀和:酒場の客
- 有福正志、山岡一、宇野祥平、中沢青六、水上竜士、中村まこと、田村泰二郎、鈴木晋介、大森立嗣、宮地雅子 ほか
スタッフ
- 監督:根岸吉太郎
- 原作:太宰治
- 脚本:田中陽造
- 製作者:亀山千広、山田美千代、田島一昌、杉田成道
- プロデューサー:前田久閑、木幡久美、菊地美世志
- エグゼクティブプロデューサー:石原隆、直井里美、酒井彰
- アソシエイトプロデューサー:稲葉直人
- ライン・プロデューサー:宮崎慎也
- 撮影:柴主高秀
- 美術:矢内京子
- 美術監督:種田陽平
- 衣裳:古藤博
- 編集:川島章正
- 音楽:吉松隆
- 音響効果:齋藤昌利
- スクリプター:岩倉みほ子
- ヘアメイク:倉田明美
- 衣裳デザイン:黒澤和子
- 照明:長田達也
- 装飾:鈴村高正
- 録音:柿澤潔
- 助監督:高橋正弥
- フードスタイリスト:飯島奈美
- 製作担当:岩下真司、斎藤健志
- 製作プロダクション:フィルムメイカーズ
- 製作委員会メンバー:フジテレビジョン、パパドゥ、新潮社、日本映画衛星放送
受賞
- 第33回モントリオール世界映画祭(2009年)最優秀監督賞(根岸吉太郎)
- 第33回山路ふみ子映画賞・女優賞
- 第34回報知映画賞・主演女優賞
- 第22回日刊スポーツ映画賞・主演女優賞
- 第83回キネマ旬報ベスト・テン・主演女優賞
- 第33回日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞
http://eiga.com/movie/53868/review/
ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポのレビュー・感想・評価 - 映画.com
水が低きについて流れるように体がだるくなるような素直さ