(線香花火の花弁が散った後)
南城市議会も市長も、家父長制度の残滓を晒しています。事実関係、アンケートをすぐにでも公にすべきです。例えば市長にキスされたとか、さらに女性の身体に抱きついたとか、あきらかな事例が並んでいます。それでもシラを切って市民の代表として市政を運営している姿は信じられません。
南城市議会の市長をかばっている与党の皆さんは眉唾物です。あきれた市民代表のみなさんです。
心臓にどれくらい毛が生えているのか、わかりませんが、琉球・沖縄の家父長制度が現在に至っても、長男重視の慣習が根強いように、女性蔑視の慣れの果ての氷山の一角でしょうか。
セクハラがあちらこちらで実際は起こっていて、セクハラだと思っていても、なかなか声が出しにくいパワーポリティックスもまかりとおっている現況かもしれません。しかし専属運転手の方は勇気がありましたね。
沖縄のまぁよく知られた評論家で詩人のセクハラを目撃している大学教授や研究者が、そのセクハラ当人を居酒屋から外へ放り出した事例は何度か聞きました。またその当人が実際にある女性を皆の前で追いかけていた姿を目撃したこともあります。当人は、新聞でもよく論評などを書いていたり〜。
#MeToo運動が盛んな時、韓国の著名な文学者、ノーベル賞候補にもなった高銀さんが女性たちに告発され、彼の書籍が本屋から消える事態もありました。確か琉球大学の文学フォーラムに参加したこともありました。
沖縄はその運動が弱かったですね。沖縄のリベラル・フェミニストの高里さんたちは全く#MeToo運動に関与しなかったのが、不思議でした。
現実に、多くの事例があっても表にでないだけの状況かと推測しています。
声をあげる機会を自ら捨て去ることはないはずで、いつでも提訴できる環境にしないと今後も泣き寝入りする女性たちは続きます。
今回の南城市市長のセクハラに、高里鈴代さんや宮城晴美さんなど、かつてうないフェスティバルを推進した方々は何の言及もしていないのは、どうしてでしょう。売買春問題には深くコミットしていました。それと米兵による女性の性被害について詳しく調べてまとめています。
ハラスメントもステルス化しているのかもしれませんね。被害にあった当事者が訴えやすい風が吹いてほしいものです。