少年たちが小さい頃、恩納村の県民の森や具志川の自然の森・リクリエーションセンターに行ったさいは【キノボリトカゲ】を追いかける姿をほほえましく見たものだった。捕まえて家まで持ち帰ったこともあったと記憶している。その後逃げられたりしたのかもしれない。その思いでは久しく遠いものだった。しかし、何と今朝風呂場の外のドアを開くとお隣の家と家の間にある石垣とセメントの壁の上にあの【キノボリトカゲ】がいるのである。昆虫などの餌を見つけてそこで待機しているのだろうか、急いで二階に駆け上ってデジカメを取ってきて写真を撮った。その後こちらに顔を向けて超スピードで草むらに逃げて行った。
なぜか嬉しくなった。つまりこの家の庭に住んでいるのである!キノボリトカゲの生態など全く知らないが、普段は森の中、木々が生い茂る中に住んでいるとばかり思っていた。しかしこの那覇の街のこの外れの家の庭に住んでいるという事が信じられない気がした。しかし、近くに御嶽の杜がある。その杜も70%ほど削られ、コンクリートの家かアパートでも立ちそうな雰囲気である。「ここも自然が消えてつまらなくなりそうね」と若者に声をかけたばかりだった。自然が消えていく。それでも小鳥たちはわずかに木々の生えた家々の庭にやってくる。スズメも白頭も目白も鶯もキジバトもイソヒヨドリもやってくる。たまに鷹のような鳥も勢いよく飛びまわっている姿も目撃できる。しかし、この辺はかつての上間村が近くにあり、その集落の御嶽があるせいかもしれない、まだこんもりとした木々が生い茂る空間は残されている。わずかな杜である。それらが消え去った時、この場所から逃げ出したくなるのかもしれない。
本当ならもっと海や山の近くに引っ越したいのだが、ただ鶯の鳴き声が聞こえる間は、ここもまだ山小屋の雰囲気をとどめ続けるのだろう。それも後何年かしれない。
キノボリトカゲはトカゲ科の種類だから普通のトカゲと変りないのだろうか?後で少し調べてみよう!顔や身体は拡大すると恐竜の面影が残っている。
(きのぼりとかげ君はそこで何を見ているのかな?)
なぜか嬉しくなった。つまりこの家の庭に住んでいるのである!キノボリトカゲの生態など全く知らないが、普段は森の中、木々が生い茂る中に住んでいるとばかり思っていた。しかしこの那覇の街のこの外れの家の庭に住んでいるという事が信じられない気がした。しかし、近くに御嶽の杜がある。その杜も70%ほど削られ、コンクリートの家かアパートでも立ちそうな雰囲気である。「ここも自然が消えてつまらなくなりそうね」と若者に声をかけたばかりだった。自然が消えていく。それでも小鳥たちはわずかに木々の生えた家々の庭にやってくる。スズメも白頭も目白も鶯もキジバトもイソヒヨドリもやってくる。たまに鷹のような鳥も勢いよく飛びまわっている姿も目撃できる。しかし、この辺はかつての上間村が近くにあり、その集落の御嶽があるせいかもしれない、まだこんもりとした木々が生い茂る空間は残されている。わずかな杜である。それらが消え去った時、この場所から逃げ出したくなるのかもしれない。
本当ならもっと海や山の近くに引っ越したいのだが、ただ鶯の鳴き声が聞こえる間は、ここもまだ山小屋の雰囲気をとどめ続けるのだろう。それも後何年かしれない。
キノボリトカゲはトカゲ科の種類だから普通のトカゲと変りないのだろうか?後で少し調べてみよう!顔や身体は拡大すると恐竜の面影が残っている。
(きのぼりとかげ君はそこで何を見ているのかな?)