辺野古に行きたいと前から話していた幸子さんと久しぶりに辺野古に向かった。辺野古の浜に着くと、カヌー隊は出発した後だった。沖へ向かうカヌーと抗議船を見送ってしばらく浜に佇んだ。海保との闘いが浜からも分った!
幸子さんは静かなキャンプシュワーブにカンカラ三線を持って立った。僧侶やその他、辺野古に心を配っている方々がやってくる。毎週二回、辺野古にやってくる池原さんという女性の熱いことばに感銘を受けた。彼女は日頃の疑問に答えてくれた。つまり「私たちは全基地撤去を訴えているのです」だ。幸子さんは、「是非ここで歌って踊ってみんなを励ましたい」と述べた。
池原さんの「天皇はわたしたちの神でも主でもないのにー」のことばが印象的だった。辺野古基地を守っている全国から派遣された機動隊員は天皇陛下夫妻の護衛のために那覇に移動とのことで、工事現場は手薄になるとのことだった。
幸子さん、池原さん カンカラ三線を手に!
静かな土曜日、辺野古の街の佇まいも静かである。以前県民大会があった浜に向かう。辺野古漁港のすぐそばだ。カヌー隊や抗議船が沖に向かう後姿が見えた。遠くからマイクで抗議の声明がなされていた。一部浜まで聞こえてきた。護岸の工事はやむことなく、海保も常駐している。しばらくすると浜で抗議船の近くまで海保がやってきて妨害している様子がうかがえた。カヌー隊の一部との攻防が見えた。沖に逃げ去るような海保のゴムボート(?)、それでもカヌー隊や抗議船を監視する様子は分った。
すぐ身近で抗議船やカヌー隊に対する海保のゴムボートとの攻防が繰り広げられていた!
工事を守る海保なんですね!
繰り広げられる攻防!デジカメで撮っているので画像はあまりよくないが背後の海保の母船(?)が幽霊船みたいだ!
池原さんによると辺野古新基地は自衛隊基地への転換も想定した上で政府は強引に推し進め、グワムへの海兵隊基地建設より安上がりとの目算もあるとのことだった。太平洋の島々の自立経済と連携を目指した「環太平洋」島嶼文化圏の構想があるのですね。台湾、奄美、琉球諸島、グワム、その他のミクロネシアの島々を含めた、Exploitされない共栄圏をという青写真もあるのですね。なるほどです!
はじめて辺野古の海に来た幸子さんが、思いをどのように民謡に表出していくのか関心を持っています!