志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

波の音色、波の匂い、波の色、真夏の沖縄

2013-07-27 13:03:15 | 自然の景観

 久しぶりに「あがりはま」の海辺を歩いた。以前驚いたソテツは太陽にさらされて焼けた色と共に雄花も色覚めて枯れた姿をさらしていた。命は美しく輝き、廃れ醜さも晒す。それでもそれは生きた痕跡そのもので、また錆びた色のような風情を漂わせてあった。今日波打ち際の海の色に目がひかれた。波は優しげに打ち寄せている。澄んで見える色合いが綺麗と思った。澄んだ色合いと波の音色に耳をすませ、そのままそこにたたずんでいたい思いの中で歩き続けた。カニに出合い、海鳥たちの群れに出合い、イソヒヨドリの雌に出合った。

波のかもす色合いに見とれた。このモメントを君と一緒に!

「かなた」に行きたくなるね。海と空

白砂のビーチ内では幼い子供たちを小さなボートに乗せ、海中で引きずって歩き回る父親の姿があった。親子3人である。「おとうさーん」と呼びかける声が聞こえてきた。いい父親であることは簡単そうで難しいのだと思う。幼い子供たちと遊べる父親はいい父親に違いない。嬉々としてはしゃぐこどもたちの声は遠い昔の面影と重なるが、親であることの罪深さもある。帰り際、橋の下で親子が、父親と3人の子供たちが釣りをしていた。

愛らしいゆうなの花が咲いている。つぼみがリンとしていじらしい。沖縄ではデイゴの花よりゆうなの花が目につく。黄色い優しげな花は青空に映える。

ゆうなの名前の響きはやさしい。ゆうなの花が落ちている。花のつぼみから満開への輝きに安堵するが落ちた花弁に目をそらしたくなるのはなぜだろう。


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