興味深いシンポジウムですね!スケールが大きい。世界を見るビジョンの差異!名桜の企画が面白くなっていますね。学長の視野の広さと深さ、研究姿勢の真摯さ《スマートさ》ゆえかもしれませんね。教育者、研究者、社会変革者《新たなビジョンの提示》→世界をよりよき環境にすること。
そこにやはりジェンダー的研究の深まりも期待します。昨今のインドでのPerforming Artsの研究テーマがDemocracyです。改めて民主主義とは何か、問いかけています。ギリシャの民主主義は奴隷制を温存したものでした。現在の民主主義はどうなのだろか?グローバル・スタンダードと世界資本との関係や南北問題など、身近な太平洋諸国、アジアなどなど、世界は隣にありますね。否、世界はここにあります。
このシンポジウムは移民とホスト社会の関係を論じるようです。移民の双方性はもっと論じられるべきですね。もっとも移民大国はアメリカやオーストラリアでもあります。 ラテンアメリカとアジアの事例ですが、有史以前から、移民とホスト社会の問題は「あった」といえるでしょう。移動する、移動してきた世界史です。ホスト国家からはじかれて難民化する民族もいます。残酷な世界がありつづけるのも事実ですね。やれやれ、いい面を考えたい。人類史の、地球史の現在、到達したもの、そしてこれからですね。