志情(しなさき)の海へ

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清明祭の頃には必ずグラジオラスと百合の花が咲く❗️

2021-04-17 10:37:51 | 動植物
百合の花の時期も一緒だが、そう言えば、伊江島のユリ祭りに行ったのはゴールデンウィークの時だったと記憶しているが、その前だったのか~?母は元気で子供も小さかった時期だ。あれから時はあっという間だ。

今、目の前のグラジオラスを見て思い出すのはまだ小学生の頃の清明祭。お墓のピクニックで、重箱を持って歩きながらグラジオラスと百合の花を積んだ。その花をお墓に供えたのだった。時に重箱は近くの海岸で波の音を聞きながら広げた。あの時の黒白の写真が残っている。


「花や桜花 みやらびや 美らさ」ではなかった。脳裏に刻まれるのはグラジオラスと百合の花、決して桜ではない。桜が沖縄各地で見られるようになったのは復帰後ではないだろうか。名護の桜祭り、本部の桜祭りは有名だが、やはり復帰後だろうか。どうも名護の桜祭りは2021年で第59回とあるので、1962年頃からスタートしたのかもしれない。本部の八重岳の方は第43回とあるので、復帰後の祭りと分かる。緋寒桜がメインの沖縄で、桜祭りはあっても県花の梯梧祭りはない。

梯姑の花はその姿が消えてしまった。漫湖公園のいつもの梯姑の大木は赤い花を開きはじめている。向かい側の梯姑の大木に咲いた花はまだ見たことがない。植物の不思議がそこにも~。

 なぜ梯梧の花の姿が見えなくなったのか?不思議である。梯梧の花が真っ赤に咲くと旱魃になる予兆だと言われたという。現在、梯梧の花は消滅してしまった。かろうじて公園の一角に立っている。その花びらも多くはない。

散歩中に出合う思いがけない光景がある、殿様バッタとススキのサンが並んでいた。言わばサンは厄払いのフォーマットのような形でススキの葉の先を少し丸めて作る。魔除け、厄祓いは一つの習俗になっている。

バッタとサン

殿様バッタは家の菜園にも登場する。


春の息吹、蘇鉄の新葉。いつも春を感じさせるソテツの新しい新芽《葉》に今年は多く出合えなかった。公園に行く頻度も以前に比べて少なくなったせいだ。
美しいソテツの新芽(葉)は何とも言えない綿にくるまれたような美しさで、クリーム色がかって、それがやがて若草色になって成長して行く姿はいつも心をハットさせてくれる。今年はその美しさを堪能することができなかった。しかしグラジオラスは咲いていた!

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