(散歩の途中で見つけた花)
確かに家父長制度の歴史は長い!それが決定的なシステムとしてSteven Goldberg は論じている。とてもわかりやすく、乗りやすい。Why Men Rule:A Theory of Male Dominanceは身近なこの社会のホモソーシャルな状況に照らしてもその通りだと思えたが、儒教倫理も含め、競争によるヒエラルキーの頂上を目指す男たちの競争原理は興味深く、んん、その通りだと単純に思える。しかし現実はそれほど単純ではないことに思い至る。その批判がネットでまた読めたのはいい。
Gender, Culture and Society-Critique of Goldberg's "Why Men Rule"である。
家父長制度が普遍的なものだとの主張がtestosterone-laced theory-(テストステロン)男性ホルモンがその原因だとする。
女性のステイタスが複雑な社会の仕組みの中にあり、単純なものではないこと。エリザベス女王などの存在が母系を暗示し、平等主義の事例、の論拠もある。
All society have status-hierachy competition.→All soceities recognize some individulas or some culturally defined roles as being better than others.
Extreme biological-determinism は危険だね。
競争とテストステロンの関係も卵と鶏の論理に似ている。
Status-hierarchy competition is not nearly as universal as Gpoldberg makes it out to be. There is good evidence that social and cultural norms can go a very long way in suppressing status-hierachy competition.
性的平等のジェンダー視点がさらに強調される中で、しかし世界の趨勢が家父長制度の中にあるのも事実。しかし変わりつつあるのもその通り。 おそらくテストステロンを超えるものが性別を超えたところにあるに違いない。社会認識の変化、科学技術の変化など、物や環境の変化、生産様式の変化、地球規模の総合(相互)作用の変化、などなどー。逆に従来の家父長制度のシステムでは多くの男性たちが窒息してしまいそうな現状ではないのだろうか?