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(公園で悠々自適に歩き回る鶏)
(つぶやき)
人類史2000年と17年です。女性達が政治権力を握ったのはつかの間のことなんです~。その経験則の浅さが現況を生み出しているのかもしれません。スマートな女性達は今でもメディアの寵児になります。長い家父長制の現在です。
経験則!其々の国や地域の規範(慣習)や感性の歴史に彩られているのです。固有性と普遍性、伝統と現代、ローカルとグローバルとか、正、反、合の弁証法は其々の色をまとって歴史は進化するのかもしれません。今や地球村=グローバルに地球が身近にあるのです。こなたとかなた、かなたとこなたは繋がっているので、其々の仕組み(システム)のありようが又全体に反映されるのですね。
政治家の世襲制への批判があります。世襲制はあらゆる分野で起こっています。それは一種の社会機能の維持装置になっているのです~。否定的なところは斬新さや創造力の欠如に繋がるところかもしれないのですが、環境が人を育てるのも事実です。空気や無意識の中で育てられるものがあるのです~。著名な役者の息子や娘が同じ役者になっています。それも職業の世襲制です。身近な空気です。医者の息子が医者になる。それもまた権益の引継ぎでもあるのですね。そうしたハビトスが社会の細胞に行き届いているのです。大学の教員の息子、娘が同じ教員・研究者になっていきますね。でも、例外はどこにもあります。
突然変異のような歌手のあむろなみえもいます。個性のキャラで境界を越えている才能は絶賛されます。業界のシステムにうまく乗れる人々と乗れない人々がいるのでしょうか。生きる道はそれぞれです。その可能性の大きさ小ささは環境とどのような出会いがあったかによるのでしょうか?
小池百合子さんです。彼女のカタカナ語の羅列が問題になります。チャーターとか。人間をチャーターすると言い切るのです。政治家のことばのマジックをうまく使いこなせなかったのですね。ヒットラーの雄弁さは大勢のドイツ国民の魂を感性をつかんだのです。しかしそれが悪夢へと突き進む「ことばの毒」とは、誰がその時認識していたのでしょうか?その後の地獄です。奈落に突き落とされたのです。歴史認識と人間に対する同胞意識がないところに修羅が待ち受けているのです。弱肉強食と適者生存で世界史は動いてきたのでしょうか?金融理論ですべてが解決するのでしょうか?軍事力で歴史がすべて語れるのでしょうか?
小池さんは政治家としての器が小さく、脆かったということでしょうか?メディアがあおった東京都知事選と異なるのですね。二兎を追うものはのことわざの道理でしょうか?その点自民党は磐石だったのです。若者達は自民党を支持したのです。
恐怖・脅威をあおられているのは若者たちなのかもしれません。漫画やアニメの世界は非情さが流れています。力と力の衝突ですね。宇宙まで飛び出すのですがー。原理としての力(暴力)の力学が貫かれている人類史・世界史をアニメは取り込んでいるようです。勝つか負けるか、死ぬか・生きるかの瀬戸際の物語が並びます。短く長い、長く短い人生の物語、それぞれの物語の主人公を生きるために必死で生きていて、適者生存の競争原理が日々の生活です。社会の規範・システムの中でうまく生きていけるよう、皆必死ですね。それが可能か不可能か、歴史の蓄積の現在が試されているのです。ヒットラーの時代と異なるのは、インターネットなんですね。ネットの世界が情報を拡散していきます。一挙に!その操作による人心掌握の技巧もいろいろなされています。情報による揺さぶりもあります~。
ガラスの天井?ヒラリーさんは、ビルさんの隣で権力の館にいて、その頂点に立てなかったのですが、権力の乱用を人々は忌み嫌ったのです。都会の人々は是としても、全体のシステムはそれを是としなかったのです。最大多数の公平なサバイバルのための方法論の選択になるのでしょうか?
小池さんの話でした。何となく女性たちの政治手腕の未熟さが感じられます。三浦さんのように批判する分には知性と分析能力でいいのですが、(嘘や張ったりも出来ますが)、実際の政治の舵取りをする才能はまた別物で、マクロにもミクロにも状況を見通す才覚が問われるのですね。多くの人々の心を喚起することばと政治信念が問われるのです。ことばで構築される政治です。ビジョンなんです。経済・金融・世界の動向、メディアの掌握、いろいろ厳しいですね。
しかし昭和3年の空気に類似するという日本の現在は、危険な空気が背後に漂っているのでしょうか?歴史は繰り返す?パターン化された歴史、経験を生かせない歴史であってほしくないですね。核の危険性や環境破壊(地球破壊)を訴え続けるチョムスキーさんのような人物は日本にもいますね。日米同盟堅持でも地位協定を変えられない日本の政治ですね。
つぶやきでした。ぼやぼやしておれないのでした。