知念正真さんが逝去されて1年になります。戯曲人類館の作品そのものの簡潔な構造にいつも驚きが起こります。アメリカで、英語で上演した頃の経験、記憶がよみがえってきます。また、思い出してエッセイを書く予定ですが、今まで書かなかった記憶がやって来る事を念じよう。
知念さんの追悼のための公演ですが、冊子も作成する予定とのことで、久しぶりに演出の幸喜良秀さんと電話でお話しました。去年だったか、EKEにも原稿用紙10枚ほど書いたのですが、今回は演出した時の記憶を手繰り寄せたり、今まで書けなかったところを10枚ほど書いてみたいと思いました。今月末締め切りだから、大丈夫でしょう。
今A415枚ほどの英文論考をまとめるために夜中に起きて取り組んでいるところです。インタビューなどもやらないといけないのだが、とにかく持続しながら、きちんといろいろとまとめられたらいいですね。
刑務所に閉じ込められている間に70冊も本を読んだのようなエピソードが結構ありますが、内籠もりで充電するのは悪くないですね。でも組踊や琉球歌劇や著名な音楽家のコンサートや首里城明け渡し、人類館、そして尚温の物語沖縄芝居もありますね。授業の合間をくぐり抜けて、論考をすすめたり、観劇(唯一の贅沢)したりがやってくる秋の気配です!知事選挙も11月にはありました。翁長知事誕生でいきましょう!