志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

愛らしい目白が今朝もやってきた。昨日は彼らの写真をとって見とれていたのだ!今朝もまた!

2014-01-06 09:55:22 | 動植物

                                   (凛として宙を見据える姿が愛らしい!)

家にこもってPCの前に座っているが、ベランダのブーゲンの鉢に刺したキンカンの黄色い実を目ざとく見つけてやってきた白頭、そして気が付くと目白がやってきて、ツイー、ツイーと鳴きながらキンカンをつついている。思わず引き付けられて、遅れた論文はどこ吹く風で、写真をとりながらずっと様子を見守って、時間が過ぎた。間に合うだろうか?今頃になって琉球の歴史を書いたGregory Smitsさんの「Visions of Ryukyu]などをまためくった。現代沖縄文学について書かれた英文論文を読んだり、また他の英文論稿をネットでも参考にしながら、つまり表現を参照にしている。例えば、kumiodoriでも、知人の論文からの引用が英語版ウィキペディアで重宝されていて、訂正すべきところがあるのに気が付いても、そこに参入するのは大儀だと思っている。とりあえず、今頭にある構想を英文で打ち込んで、推敲していこう。今日のブログはわたしの一日の記録として、やはりときめく【目白】である。一日中、どこにも行かず家にこもっていたいが、行かざるを得ない所もある。

新聞を見ると名護市長選挙候補者の一騎打ちの写真、稲嶺さんは、ヴィジュアルなセンスでプロの方々のアドバイスを受けた方がいいと思う。信念は素晴らしい。されど現実の生活の欲得に片足を突っ込んでいる、金が潤滑油のこの世間、理念を強烈に推し進めるためのイメージ戦略が必要だ。柔軟さと未来ビジョンだが、すでにネット・ライブドアのサイトを見ると、沖縄県は、普天間移設先辺野古と表示し、普天間を通り名護までの基幹鉄道導入のイラストまで提示している。彼らは物理的に金の力を得て、海をつぶし、巨大基地を肯定しながら新たなインフラを意図している。

見るからに甘いビジョンに見える。振興交付金が1990年代に4700億円もあって現在はバブルを経て3300億円台だという。それを8年間担保にした仲井真知事の現実主義の政治手腕は大きな権力(日本の中枢)に身をよじった末の演技だった。1879年から現在に至る135年間の琉球・沖縄の歴史の現在が中央を絶賛する中で演じられた政治劇は、無残に見えた。弱小コミュニティー沖縄が軍事要塞化(戦争のための防波堤)を引き受けながら、島の復興を政府の金でするという、二重の施策は、当然すぎる基地の重荷に対するパラドックスである。これ以上、基地の増設を拒否し続けてきたオール沖縄の意志が容易に知事の署名で崩れた。仲井真さんは「いい正月になる」と言った。もし、このまま、知事のパフォーマンス、沖縄自民党の調教師≪自民党石破≫による矯正のままに流される沖縄の未来は、戦争する国を辞しない現政権のたくらみのままに再び悲劇を繰り返さないと、誰が保障できるだろうか?

目白の愛らしさは自然の営みの美しさそのもの、陽光の中で目白の鶯色の羽がひときわ鮮やかに見えた時、人として、なすべき事と否定すべきこと、その境目で人間を演じているのだと、小林秀雄のことばが思いだされた。

                           

      

 【白頭の後にキンカンを啄んだ目白の姿に和む心 しばしその様子をただ見つめて時がながれた。このひと時の至福】


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