(この空も汚されているのだろうか?)
http://ogb.go.jp/keisan/3353/005921.html 内閣府沖縄総合事務局のサイトです!初めて見ましたが、以下のプロジェクト・国家戦略が具体的な資料を公開しています。文化庁にしても資料や報告書の開示はいいね。
財産推進計画」の改定に関する公表について
「沖縄感性・文化産業の実現に向けた研究会」報告書及び「沖縄地域知的財産推進計画」の改定に関する公表について
平成24年3月29日
沖縄総合事務局経済産業部
沖縄総合事務局経済産業部は、感性・文化産業の創出に向けた具体策を検討するため「沖縄感性・文化産業の実現に向けた研究会」を設置し、研究会報告書を取りまとめました。
また、沖縄地域知的財産戦略本部は、「沖縄地域知的財産推進計画」を沖縄地域の優位性を活かしていく視点から改定しました。
1.「沖縄感性・文化産業の実現に向けた研究会」報告書について
沖縄総合事務局経済産業部は、「沖縄地域経済産業ビジョン-中間報告-」(平成22年3月公表)の内容を踏まえ、「沖縄感性・文化産業の実現に向けた研究会」(座長:富川盛武 沖縄国際大学 学長)を設置し、沖縄感性・文化産業の創出・振興のための施策の具体化、感性・文化産業を活用したまちづくり・地域おこしの推進等について検討し、平成24年3月別添のとおり報告書をとりまとめた。
http://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2011fy/E001939.pdf ←ネットで読めます。
- 沖縄感性・文化産業の実現に向けた研究会報告書(概要版) ←OFFになっています!以下、同じ!
- 沖縄感性・文化産業の実現に向けた研究会報告書
2.「沖縄地域知的財産推進計画」の改定について
沖縄地域知的財産戦略本部(本部長:山内 徹 内閣府沖縄総合事務局経済産業部長)は、平成17年8月に策定した「沖縄地域知的財産推進計画」を「沖縄感性・文化産業振興への支援」、「地域資源のブランド化への支援」、「中小企業の海外事業展開への支援」を3つの柱として、平成24年3月に別添のとおり改定した。
3.問い合わせ先
1.について
内閣府沖縄総合事務局 経済産業部 商務通商課 大城、伊藤、川原
TEL:098-866-1731 FAX:098-860-3710
2.について
内閣府沖縄総合事務局 経済産業部 地域経済課 與那嶺、鯉沼
TEL:098-866-1730 FAX:098-860-1375
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日本の中の沖縄である紛れもない事実ですが、政府中枢の沖縄事務局が歴史文化を大胆に産業化の方向性を企画している一連の流れがよく見えてきます。ポジティブな面と批判てきる面の両方があるかと思います。XXプロジェクトの大掛かりな予算の運営の前の青写真の企画書はそれをまた受注する企画集団なりブレインがいるのでですが、総合事務局は自ら各界の専門家を絡めてこのような総合的な文化政策をやっているということですが、しかし、国立劇場おきなわ一つとってみても、現在の四間四方の張り出し舞台で三方から見れる舞台ではない劇場を創ってしまうブレンがまた県立劇場設立のブレンとして位置するのが沖縄であり、なんともやりきれません。
どこか落とし穴が出てきたり、隙間が出てきたりします。文化政策の根本の足枷としての米軍基地や、自衛隊基地などの治安や安全性の問題、日本に併合されて以来この間133年間再貧困県でありつづける基本的な問題要因へのメスも必要かと感じました。詳細に見ていないのでなんとも言えない部分があるが、阻害され損なわれ麻薬化される沖縄人の身体と精神があり続けるわけで、その上で文化産業化を考える時のグローバルネット思考は興味深いが、表層を支える母胎の「殺しのサイクル」が蝕んでいる沖縄の政治‥軍事的な状況がまた気になってくるのも事実です。取り込まれる沖縄で真に沖縄の人間が主体者として輝ける舞台であれがいいですね。それからは今時はジェンダーがあらゆる政策で問われるかと思います。女性子供老人の感性や実存のありようがどう取り込まれているか気になってきます。ジェンダーはどう生かされているのだろうか?主体と客体のありよう、君は主体か客体か?んん、すべての企画の裏に何があるのだろうかー、文化収奪ではなく、琉球弧に還元され、平和な琉球弧でありえるビジョンなのだろうか?