県議会一般質問で公明党の糸洲朝則議員の質問終わりました。
平敷昭人県教育長の回答も一緒に、下記のとおり投稿します。
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会議録を取り急ぎ作成しました。別添のとおりです。
本文は下記のとおり。
速報!琉球舞踊保持者選考問題への県議会一般質問。追究は継続しているのか?
by ワイルドサイドを歩け
がっかりします。
正直言って、支援者につつかれて、したおざなりな質問という気がします。
また県教育長の誠意のない回答。
それに対して、再質問もない。
消化試合か!これは!
県教委の認識は、琉球舞踊保存会が沖縄県指定沖縄伝統舞踊保持者に芸歴書等の書類の提出を求め、それを同保存会が「慎重に、かつ公平公正に確認しております。」というもの。
沖縄伝統舞踊保持者の尊厳を踏みにじる実技選考への言及もない。
まるで、書類審査だけで決めたみたい。
「不適切な選定が選定が行われないよう顧問の意見を聴取しながら内部基準を策定し、候補者の選定を行って」いることを、県教育委員会は、「確認しており、適切な過程を経ているものと理解しております。」
県教委は、確認していると明言しているので、もし不正が発覚すれば、グル(荷担している)だということですね。
今後については、「県教育委員会としましては、同保存会に対して次期候補者選定作業が円滑に行えるよう助言等を行って参ります。」
「円滑に」というのが効いていますね。
じっくり問題に取り組むのではなく、「スムーズに進めたい」のですね。この人たちは。
かつての玉城満議員の質問への回答では、反省や改善を期待できるような内容もありましたが、ここにはかけらもないですね。
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個人的には、顧問の意見を聴取しながら内部基準を策定し、とあるところをもっと知りたいですね。顧問の方々のご意見と内部基準を明らかにするべきですね。今後のためにも!
こんな理不尽な状態を放置したら将来に大きな災いを残します。本当に先達の技の伝承が出来きなくなります。盛重系以外は滅びるかもしれません。
島元先生は命がけで、保持者の選定問題ついて新聞に投書してくださいました。
理不尽な状態がかわるまで絶対くじけることはできません。
文化財課や琉球舞踊保存会に懐柔されました?
舞踊家である息子さんの師匠の宮城豊子先生が、無事に認定されたからですか?
沖縄の芸能全体を真剣に考えて下さっている人だと思ったのに残念です。
今回の保持者の追加認定は結果ではなく、過程が問題、技の継承に大きな禍根を残す。盛重系統にかたよってる。選考基準って全然公平じゃないよね。
技に秀でた先生方をコンクール形式で
選考するのは無理があります。
円熟した技の優劣は、最終的に主観や好みになってしまいます。コンクールの審査員は事務局を中心とした国の保持者の先生方ですよね。おかしいです。選考の結果がかたよるのは火を見るより明らかです。
しかも、選考会が行われる前に、県の文化財課で芸能の事情に一番詳しい島元先生が担当をおろされています。
コンクール形式の選考方法といい、そのコンクールに使えない国の補助金が不正に流用されたことといい、島元先生が担当を降ろされてパワハラで潰されたことといい、納得出来ないことがたくさんあります。
選考会の舞台に立たされた先生方の無念を思うと涙が出ててきます。
これ島元さんが言ってました。メールですけど。去年の10月くらいにある先生(県の舞踊保持者)が、国の舞踊保存会から来た手紙持ってきて「国立で実技発表しれと書いたるけどどんな意味かね?」この県の先生方は何年も前に研修を卒業していて、偉い先生の講演や研修成果発表会の時にだけ研修OBとして招待されて、後輩たち(研修生)を激励して下さいと国の保存会に言われている方々なので、こんなムチャブリされて「意味分からん」というのは無理もない。「模範演技なら国の先生方が見せればいいのに、もう踊れん人もいるからかね」と言うので、手紙をよく見ると、服装も決められてるし、音源も「タイムス、新報のコンクールのもの用意しれ」とあるので、ピンときて、島元先生にメールで聞いてみました。手紙と他の書類もいっしょに送り ました。
「国の先生方は、県の先生方にコンクールして、次の保持者選ぶつもりですか?」
返事はすぐ来ました。コピペしますね。
「今は担当ではないので、断言は出来ませんが、違うのではないでしょうか。保持者候補者選考なら、この実技発表の趣旨なので重要なことなので、要項に書かねばなりませんが、書かれていません。この手紙は、琉球舞踊保存会から研修修了生(県の保持者)への公的な通知文なので、県教育委員会も立ち会っている会議で決定して送っています。手続き上の不備は起こりにくいです。
それより問題なのは、実技審査で保持者候補を選ぶというのは前代未聞です。他の重文の芸能でも沖縄県の芸能でもあり得ないと思います。保持者や関係者の見識が疑われるからです。また、かつての同僚(同じ県の保持者同士)に対して失礼極まりない。審査など行わなくても、毎年一緒に県の保持者公演に出ておられた訳ですから、どれだけの力量をもっているか。それどころか、お互いの十八番まで知り尽くした仲です。わざわざ物議を醸して(実施されれば恐らくなります)まで実技審査を行う理由はありません。というよりも、実技審査で次期保持者を選んではいけないのです。
なぜなら、今の保持者のほとんどが玉城盛重系統ですから、その基準でもって、他の系統の方々を審査することになる。新聞社のコンクール形式ならなおさらです。〇〇さん(私のことです)もご存じかと思いますが、盛重系以外の方々がコンクールを受けると、その系統屈指の踊り手でも落選したり、ぎりぎりでしか通れない事情があります。優劣の問題ではありません。一つの物差しで全てを測ろうとするとそうなります。コンクールを通ろうと思うと、師の技を変えて踊るしかない。多くの道場で、本来の技とコンクール用の技を持つというダブルスタンダードになっています。このやり方を保持者選考の審査に導入されると、保持者になるために先達から受け継いだ技を変えなけ ればいけなくなる。本末転倒が起こります。伝統を守るための保持者選考が、伝統を壊していくことになる。
この数年、保存会が行ってきた「先達の技」の研修の趣旨に反します。研修の原案は私がつくったものです。あの研修の意義は、伝承者に勉強をしてもらいたいという以上に、国の保持者の先生方にその勉強をする先頭に立ってほしくて始めました。保持者の先生方にはご自分の流儀だけでなく、琉球舞踊全体の事を見て考えていただかないといけないからです。実技審査をやるという
ことは、これまで積み上げてきた保存会の事業の精華を崩すことになります。」
ということだったので、安心していたら、実技発表の2日前に保存会から手紙が来て「当催しは、次期保持者推薦に関しての実技審査です」て書いてあったので、うちの先生がビックリしていた。他の先生方も法事が入っていたり、入院の予定だった先生もいて大変だったみたい。保存会のゆくさー。わじわじーして島元さんに電話しました。
「あの話嘘だったのですか」「申しわけありません」別に、島元さんが嘘をついたわけではない。そんなこと分かっているけど、島元さんを責めるしかなかった。県には他にこんな話を真剣に聴いてくれる人はいないから。もともと保存会の悪口を言わない。いつも自分の落ち度のようにして謝る人なので、保存会の不利になることは言わないと思ってたけど、やはり事情を聞いても教えてくれない。黙っておられました。だからとても汚いひどいこと言ってしまったので後で後悔しました。だから島元さんが新聞書いたこと、自分があんなメール送ったり、電話をかけたせいもあるかなと思って、痛いです。
長くてすいません。
11月23日 国立劇場おきなわ小劇場 午後1時 「沖縄県指定無形文化財 平成29年度沖縄伝統舞踊保存会保持者公演」楽しみにしております。今回の国指定の保持者追加認定の結果が出てがっかりされている先生方もいらっしゃるかと思います。私たち舞踊ファンから見ても納得のいかない結果でした。でも、花の舞台で先生方の真価を見せて下さい。応援しております。先生方の真価が認められるよう応援します。
幸いにも国の保持者になられた先生方も一緒に作られる舞台だとうかがっています。今後とも手を取り合って、沖縄の舞踊を一部の心ない方々から取り返して下さい。お願いします。
年明けには、恒例の「新春舞踊名人選」 国立劇場おきなわ。1月13日(土)14日(日)14時 これも楽しみです。先生方の晴れやかなお姿を拝見しないと、私たちには正月は来ません。よろしくお願いいたします。