志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

遠隔地民族主義の危険性ー佐藤 優の「ウチナー評論」面白いがぼかされている感じも受けるね!

2013-05-11 09:45:33 | 沖縄の過去・現在・未来

観念性と急進性への批判の刃は誰に向けられているのだろうか?沖縄独立党の方々だろうか?「琉球独立論」者にだろうか?ハワイの独立論もかなり多様でハワイ語の運動推進も実は単独では成り立たない現実がある。ハワイは観光と基地収入が主だと先日ハワイから一時沖縄に戻った友人が話していた。大軍事帝国アメリカの州としてのハワイゆえのサバイバルがあるようだ。独立論が論理化される時勢の流れはとても興味深いし、どこまで論が深まりそれが実践されていくか、見据えたい。すでに一国で成り立つ国家はどこにもないので、それはトインビーが60年代に言い切ったことだが、その論調からすると、独立国家の可能性なり意味性がもっと拡散された形の地域主義で越境しあう方向性を見たい、という思いも募る。国家論まで論を展開することはできない。だから印象批評になる。沖縄の新聞の論壇を見ると、いわゆる政治学や社会学の研究者などの論調と並ぶような面白い論が展開されているし、新聞社の社説が中央メディアをしのぐ論の展開をしていると思ったりする。

つまり人口が日本の1%の沖縄の可能性と面白さは軍事的縛りの日常のシュールさと相伴って、実は日本をアジアをアメリカを世界をにらんでいるのだと言えようか!世界のどこに住んでいてもそこは世界の中心でありえる。


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