朝から出かける要件があり、詳細はここで今触れられないが、県の18日のしまくとぅば記念大会の理論的枠組みを担っていたコアが実はこの小さな研究会にあった。沖縄側の中軸は宮良信詳先生や石原昌英先生や、現在独協大学教授のパトリックさんたちだ。親川しな子さんが若い貢献者として、石原先生たちとチームを組んだ多様な分析や統合にむけた文化運動に取り組んでいる。言語研究者の論理の枠組みは世界の先陣を切っているEU諸国の事例が先行するが、それらがこちらにも十分応用できるということだが、県の取組もまだまだ甘いの指摘もある。今回法制化の方向性を宮良先生は強烈に話された。言語振興法案である、なぜか、それは島袋 純さんのレジメをUPしたい。認識の深まりが要求されている。資料の一部をUPして後でもっと追加します。島袋純先生のレジメをまず紹介します。反米軍基地闘争と沖縄の歴史・文化(言語権を含む)の修復の運動は、つまり人権侵害だと統一して捉える視点が問われています。ピラミッド型の教育や政治システムを変換する必要があるのです。その点で今回自治問題に詳しい島袋さんの登場は示唆的でした。宮良先生は法制化を主張しています。なるほどです。多言語社会研究会を主宰する原 聖先生は相変わらずクールに全体を客観的に見ていますね。EUの事例に詳しい方々はしかしアフリカ、中南米、アジア、中東と世界の言語環境に鋭い眼差しを向けていますね。世界の言語環境がどうなっているのか、その中で琉球弧はどうなっているのだろうか?ミクロとマクロの視点、複眼の視点は常に問われますね。あとで他のレジメなどもUPし、共有できればと思います。