(祈る姿はいいね!)
私はケーテ・コルヴィッツ、彼女の事をよく知らなかった。社会の底辺の弱者に眼差しを向け続けた女性作家である。曖昧な知識人の境界からは生まれない創作なのだろう。今朝「琉球新報」は【劇場と社会】について告知をしてくれた。扱いは小さいが、取り上げてくれたことは感謝。新聞メディアが社会常識のヒエラルキーの範囲を超えないことがよく見えてくる。 . . . 本文を読む
(沖縄の春、浜辺を歩く米兵・米軍属)
以下のワークショップはSexuality and Gender の研究論稿をまとめたいと考えているので、喜納先生からちらっと小耳にした時是非、参加したいと思っていた。でもそれが公になったのが昨夜3月6日で、その詳細は今朝UPされていた。私自身が企画している「劇場と社会」と重なるので、とてもそのスケジュールが気になっていたので . . . 本文を読む
(元気を取り戻しつつあるウルトラマンタロウ)
いきなり痩せた太郎は愛護センターに三泊したのである。捕獲された他の犬と一緒に入れられていた。これらの犬たちは5日間据え置かれ、飼い主が引き取りにこないと処分されるのである。
「死刑囚といっしょだね」と若者が言った。殺される前に連れ戻されるのは10頭に一頭だという。「それにしても5日は短いよね」とさらに言った。「せめて1週間でも . . . 本文を読む
(又吉裕子さん、平良直子さん、我那覇さん、永田健さん、幸地尚子さん)
久しぶりに新作戯曲の舞台を見た!OZE戯曲大賞である。11編の応募作品から選ばれた作品で10万円の賞金までついている!
テンブス那覇で3回公演が成された!「ふゆぼたるのうた」は確かに面白かった。これからその面白さと物足りなさについて書きとめてみたい。作品を演じたOZEの面々は継続的にお芝居を続けている . . . 本文を読む
(てんぶす劇場から下に降りると瓦礫に反対する方々のデモがあった!)
目取真俊さんのブログ「海鳴りの島より」に上原栄子さんが戦場の体験を記した部分が紹介されています。
http://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/a21941bda4f78f3a4f2c170f1000736d
上原さんの文章から漏れ出てくるもの、その文面から浮かぶ戦場のジ . . . 本文を読む
(沖縄の春、母の庭)
以下は、ことばが信頼できる目取真俊氏のブログ「海鳴りの島から」の論評です。真相を突き止める目をそらしてはだめですよね。『八月十五夜の茶屋』の原風景~辻とジュリと沖縄のアイデンティティーを掘り下げる現在、10.10空襲で焼けた辻、破壊されつくされた沖縄、軍隊と同行を余儀なくされた辻の女性たちをまた見据える旅でもあります。
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タロウ君が自ら駐車場の紐で縛っていた柵を押し開いて飛び出し、戻ってこない。普通ならこんな場合、2時間以内には戻ってくるはずが戻ってこない。「最近はサイトで拘束した犬を紹介しているから後で見たらいいよ」と、PCに強い若者が言った。そして深夜覗いてみたら、いたのである。「あら、まぁ!、二度目である!」二度目というのは、一度目はタロウ君の世話に疲れた家人がタロウを処分するために連れっていった。その時の光 . . . 本文を読む
(美しい女形の若衆たち?!)
島国沖縄の哀しさ、ことばもたましいも吸い取られて後は抜け殻がのこる。最キンマモンの大蛇は孵化するから、よみがえりはあるのかもしれない?
歴史や文化の修復が問われているのかな?しかし、文化の可塑性、元には戻りえない。流れがある。原型をとどめつつ変容し新しいものを継ぎ足していく。弁証法が続く、のイメージだけれども、それに代わる . . . 本文を読む
以下は琉球新報の記事です。
紙面を撮った写真をUPします!
下の記事を見たらいかに北京市民が琉球芸能に喝采したか、伝わってくる。このような文化交流は今後もっと盛んになってほしいと思う。文化力が人と人の心や魂をつないでいくのだと言えよう。芸能=御伽=寿ぎ=祈り=友好ということになりえる。文化的アイデンティティの結晶がまたそこに凝縮されているわけで、この一歩はとても好ましいと思う。琉球新報はとてもい . . . 本文を読む
H先生にお電話した時、「芸能学会はもうないと思うが」とお話されていたので、ネット検索してみたら出てこないのですね。芸能学会は今じゃ幻の学会なんでしょうか?三隅治雄先生は幻の学会長なんですか?
ネットで検索できない学会ということでしょうか?日本民俗芸能学会はしっかりした公式のサイトが紹介されています。でも芸能学会はネットで確認できません。民族藝術学会もきちんとした公式のサイトがありますね。でもーー . . . 本文を読む