昨日、3夜連続の星空観察会最後の日でした。
場所は狩野公民館。
先日の情報では予約13名と聞いていましたが、現地に行って見ると予約者は25名程度になっていました。
昨日は日中とても暖かだったので、もしかすると夕方曇ってしまうのでは・・・と思っていたら案の定、日没と共に快晴だった空には雲が湧き、薄暗くなる頃には星は殆ど見えなくなってしまった。
この季節は良くある事で、昼間暖かいと空気中の水蒸気が増え、夕方太陽が沈んで地表の温度が急に冷えて来るとその気温の境に雲が湧くと云うもの。
しかし、この雲は夜になり、上空まで冷えて温度差が無くなると自然消滅するのが常です。
先ずは、屋内で屋内イベントを実施。 開始直前に一枚撮らせてもらいました。
このホールには大きな白い壁があり、そこをスクリーンにしてプロジェクターでPC画面を投影しましたが、プロジェクターもハイビジョンだったのでステラナビゲータの星も私の写真や動画の映像もしっかり綺麗に映し出されてとても良かったです。
屋内での語りはマツさんが得意とするところですが、このところ風邪気味で声が・・・とか申すので、田舎ランド鴫内の観察会に引き続き私が屋内イベントを開催しました。
写真左端にギリギリ写っている太陽系義で太陽系の動きやイメージを理解して頂いて、その先の銀河宇宙のイメージに繋げて、夜空の星々はどのような場所にある星達なのかなんて、普段あまり考えない視点で宇宙像を頭に描いて頂けるよう解説をさせて頂きました。
その後、自分で撮った天体写真や動画を見せて、その時の思い出や写真の解説を行い1時間が過ぎた8時頃、雲が晴れて来たと外から連絡が入ったので、早速外へ移動。
ん~? 雲は時間と共に薄くなり無くなって行ったものの、今一透明度が悪く街明かりが近いので、夜空はシラーと明るく、やっと星座の形が分かる程度でした。
星雲星団を見るにはかなり辛い状態で、ファインダーでの眼視確認が出来ずに望遠鏡での導入自体一苦労して、折角導入した星も白っぽい夜空にコントラスト少なく淡く光ってる感じで、見せる側としてもがっかりしました。
1夜目、2夜目と山間部の最高のコンディションでの観察会で、来場者の歓声があがっていたため、そのギャップは大きかった。
それでも、感想を聞くと、この日の来場者の方々もそれなりに楽しんで頂けた様です。
やっぱり、市街地での観察会は惑星や月が無いとちょっと厳しいですね。