昨年8月にオカリーナとフルート演奏の収録をしましたが、年末ごろに演奏者の方からYouTubeへの投稿のご依頼があり、投稿しなきゃと思いつつ他のビデオ編集依頼を吐かないとなかなか手が付けづらかったので、今になってしまいました。
YouTubeの投稿動画の条件もあるのは知ってましたが、とりあえずフルハイビジョンでMPEG2でも何でも勝手にYouTube側で変換してくれるのでそれなりに問題なく投稿は出来ます。
(逆を言うと、いくら高画質、高音質で投稿してもYouTubeの規格内に落とされて再エンコードされてしまうのです。基本、映像はMPEG4でHDで12Mbps位が標準らしいし、音声はAAC圧縮に変換されて32kHzサンプリング程度におとされてしまうようですが、ある程度規格に合致していれば再エンコードされないでそのまま投稿してもらえるかな?)
でも、少しでも良い状態で投稿出来る様に今回はそのファイル形式やビットレート等の条件を確認してYouTubeに適合した形でエンコードしてみました。
特に、音声については今まで収録時の96kHz24bitサンプリングを48kHzサンプリングに落としてYouTubeに投稿していましたが、今回はハイレゾのサンプリング96kHzのままで投稿したかったので、AdobePremiereの音声設定を「AAC+バージョン1」にして96KHzを選択してファイルに出力しました。
なのに、実際の出力されたファイルのサンプリング情報は48kHzと表示され、周波数的には16kHz付近で落ちたまま高音域が含まれている場所でも全く高音は再生されませんでした。
色々試行錯誤してもダメなので、仕方なく「AAC」に戻して48kHzのビットレート320kbpsにしてファイル出力したら高域まで出るようになりました。
勿論オプション無しの「AAC」も圧縮フォーマットですから高音域があまりない場面では16kHzから高域部分はカットされていますが、必要に応じて高域が再生されます。
YouTubeのHPにはAAC96kHzの選択も可能となっているのに何とも悔しいですが、今回は取りあえずこれで投稿しました。
それでも、48kHzサンプリングはCD規格の44kHzより若干良い訳です。
音楽のライブ音は空気感が重要ですから、是非良いスピーカーやヘッドフォンでライブ音を聴いてみて欲しいとおもいます。
まっ、観客席が近いだけに要らぬノイズも入ってしまっていますが、ライブ音と言う事で楽しんでください。
12曲演奏されましたが、その中から2曲をUP。
私はJAZZライクな演奏の 「♪フーガ ト短調」 が体までリズミ感に包まれていい感じです。
「♪芭蕉布」は逆に落ち着いた綺麗なリズムの演奏で、この2曲の陰陽がとても素敵な組み合わせだと思いました。
次の窓からアクセスできます。 聴いてみてください。
下の窓の右下の四角いマークをクリックすると全画面で見る事が出来ますし、光回線の方でしたらぜひ歯車マークをクリックして「1080pHD」を指定して頂ければフルハイビジョンで見る事が出来ます。
どうでしょうか。
オカリナの演奏自体が素晴らしいので、良い音に聞こえるでしょ!