昨日の朝、月と金星が明け方の空で接近していました。
この状況は天文雑誌等で事前に知ってはいましたが、月と金星だけアップで写してもあまり面白くありません。
やっぱし、月があれば風景と一緒に撮りたくなりますが、昨日の時点だと地平線に近い状態ではまだ空は真っ暗で朝焼けのコバルトブルーの色とオレンジ色のグラデーションは映せません。
時間が経ってそのグラデーション状態になる頃には月と金星は空高く上がってしまって、風景を入れても上の方でくっつき過ぎた状態の2つの天体が写っても今一バランスが良くありません。
・・・とか、なんとか理由を付けて昨日は撮らなかったのは、寒くて外へ出たくなかっただけです。
でも、きっと今日はいい感じの位置に着くだろうと、寝る直前から思っていたので、いつもの5:50に起きて外を見てその状況を確認して直ぐにカメラを出してバルコニーに出て数枚チャッチ!
この時間は、1分1分貴重な時間の経過となる。
5分も違うと、あっという間に明るさや色が変わっていってしまう。
さて、どんな感じに撮れたでしょう。
まッ、このブログを以前から見て頂いている方からは、またこの写真かよ~!
と声が聞こえて来そうですが、「似て非なり」であり、月と惑星の位置関係だって、色のグラデーションだって何一つ同じ写真は二度と撮れないんですよ。
この人は、明け方の空が好きな人なんだと諦めてください。
何時も準備が面倒なので、氷点下の中パジャマのまま素足のままバルコニーに出て、長いと10分位カシャカシャやります。
でも、家の中に入るとあっという間に足も温かくなります。
こんな環境、自分でも自分に対して時々羨ましいと思う事があります。
こんな風景が好きな人でもなければ単なる朝空で終わってしまうし、見る事もないんでしょうけどね。
でも、今日は朝焼けが今一綺麗じゃなかったね。70点かな・・・