12月中旬に急に腰が痛み出し、最初は腰全体が痛くてどこが痛いか分からなかったが、日を追う毎に右側の方だけが痛い状態に範囲が狭まって来た。
しかし、依然として鈍痛が続き、ある角度になると「ドシン」と痛くなる感じで常には痛くないが日によっては角度に関わらず鈍痛が続く事もあった。
自分としてはこの手の腰痛は初めてで、痛くて動けない程の物でも無いし、その内治るかなと期待しながらも1ヶ月が過ぎても直らない。
過去のブログにも書きましたが、お風呂に入ったり、ホッカイロを貼ったり、酸辣湯麺(サンラータンメン)を食べたりするとかなり改善する。
その効果の効き具合は
お風呂 < ホッカイロ < 酸辣湯麺(サンラータンメン)
しかし、完全に治るのではなく、あくまでも「和らぐ」度合いの違い。
お風呂は入ってから2~3時間程度しか持続しないし、ホッカイロも付けている間だけ、酸辣湯麺は丸一日持つ。
2日前、その酸辣湯麺を食べようかどうか迷いながら何時もの中華屋さんに入って、あまり続けて食べる物でも無いので結局違う物を注文した。
料理が来るまで雑談していたら、先輩が「体を温めて良くなるなら、確かNさんが馬に塗る薬で、すごく効く薬があるって言ってたなぁ」と、ポロッと爆弾発言。
私は直ぐに飛びついた。
その場でスマホで、「馬 薬 腰痛」で検索したら「パスタノーゲン」と云う塗り薬がヒットした。 「パスタ?」 スパゲティの事か?
調べると、取扱い薬局はその会社が指定した薬局でしか売っていないらしい。
しかし、その数少ない指定薬局を見ていたら、偶然にも何時も利用している会社の近くの小さな個人薬局の名前が載っていた。
騙されて元々と、食事のあとに歩るって1分程の「西五反田ドラッグ」に行ってみた。
「馬の薬ありますか?」と冗談まがいに云うと、お店の主人は「??? パスタノーゲンの事かな?」 と笑いながら指を指した。
そこには、塗り薬としてはかなり大き目の箱が10箱くらい置いてあった。
何時もその辺見てるけどこんな箱があったのに気が付かなかった。
販売会社の意向で、基本的に都内の一つの区に対して2店舗しか販売指定されていないと言う。
確かに、例外を除いては各区2軒づつしか載っていない。
こんな身近な薬局が・・。 なかなか無い偶然だ。 凄くラッキーだったかも・・・
物を購入し、社内に戻り「これが馬の薬だぜ!」なんて雑談してたら、近くに居たOさんが「それをNさんに紹介したのは俺なんだよ」と開口。
話しを聞くと、以前から使っていて、腰痛だけでなくサッカー等で走った後の筋肉痛やら何やら、かなり効くとの事。
但し、注意点が1点だけあると言う。
「お風呂に入る前に塗ってはいけない」
これを間違えると、皮膚がえらくしみて痛くてお風呂に入れないそうだ。 主成分を良く見ると唐辛子(トウガラシチンキ)だった。
早速、その晩寝る前に腰に塗って見た。
塗っても、特段痛くもかゆくも無い。 本当に効くんかい?
そして翌日の昨日の朝。
あれ?あれ?。。。 ベッドから起きる時何時も痛みを感じるのに、全く痛くない。
傷みが和らいだのでは無く 「痛くない」
これは驚きだ!
念のため、起きた後に再度塗っておいた。
結局、昨日は一日、全く痛みを感じる事無く一日を終えた。
単なるまぐれか、偶然か? はたまた、「効く」と云う思い込みで直ったのか?(最近TVで、腰痛の殆どは脳が勝手に痛みを感じているだけのものと言う話しもある)
これは、しかし、何とも・・・・
2日目の今日も朝から全く痛くない。
この記事を読んでいる腰痛のあなた! 今後の展開が気になるところでしょう。
経過報告はまた時間を置いてから。
因みに、この「パスタノーゲン」と云う薬は薬局の主人の話しでは、本当にサラブレッドの馬の脚の筋肉痛や腰痛を改善する特効薬として馬の脚や腰に塗って使用しているもので、そんなに効くなら人間も使ったらすごく良いんじゃないかと言う事だったが、薬事法で動物用の薬をそのまま人間用の薬に出来ないので、人間様用に改良をした塗り薬らしい。
トウガラシチンキには鎮痛作用があるらしい。 詳しくは北都製薬株式会社のHPをごらんください。
万人の腰痛に効くかどうかは分かりませんが、私の場合温める事で傷みが緩和していたので、そのような人には効くのかも知れません。