先日まで毎週土曜日の深夜「東京JAZZ」の放送がありました。
楽しみに確認しましたが、「つまんな~い!」
3年前まではずっと有楽町の国際フォーラムで実施して来て、主催は東京JAZZ実行委員会 (NHK、 NHKエンタープライズ、 日本経済新聞社)でしたが、主催は変わらないものの、昨年からは渋谷のNHKホールに会場が移りました。
でも・・・・
何故か、出席するミュージシャンが大幅に変わって、アコースティック系からエレクトロ系に大幅シフト。
新しいジャンルはそれはそれで良いでしょうけど、電子音は聞いていてつまらない!
機器の操作テクニックに溺れているようで、本来のJAZZ的な音楽性が薄れているような気がしてならない。
これは、招致するミュージシャンを決める権限をNHKが強化したのだろうか?担当者が変わったのだろうか?
渋谷のNHKホールになってから急に変化が増したので、そう考えるのが普通だと感じます。
どこか、NHKホールでの開催自体が経費削減が中心にあるようにも感じる。
野外会場の代々木公園も、NHKホールから離れているから分断化していて有楽町の時の様に一体感ないし・・・
元に戻して欲しい。
日本の有名な小曽根さんとか上原さんとかのピアノ奏者を出さなくなった。
JAZZは演奏者のお互いの顔を見ながら心を通じ合い、意思疎通で即興的な演奏をするのが面白いのに、そう言った演奏が殆ど無い。
エレクトロ系の演奏は、下ばっかり向いて決められた操作をしてるだけの様にも見えるし、ビックバンドも人数多すぎて即興的な要素は無く、ただ楽譜を舐めるだけの単なる異なる楽器の寄せ集めのオーケストラ。
如何しちゃったんでしょうか? 東京JAZZ。
3年前までは、絶対に退職する前に生の東京JAZZを聞きに行こうと考えていたのに、昨年からもうどうでも良くなった。
放送用に選択した演奏だけならまだ良いですが、実態はどうなんでしょう?