昨年秋に起きたある事件。
45年前のサイクリングの記憶が懐かしく思い出されて、当時友達と二人きりで野宿を決めて出かけたサイクリングの旅で、初日から雷鳴におびえて泊めて頂いた大きなお寺。
でも写真もメモも無く、どこのお寺だったのか全くわからず時が過ぎました。
有るのは自分の映像記憶だけ。
その友人とまた走ってみたいと思っていた矢先に病気で半年前に既に他界していたとの同窓会の葉書が届いて二度びっくりしました。
本当は、一人で追憶のサイクリングをしたかったのですが、この悪天候続きで痺れを切らして思い立ったのが昨日。
5月に購入したばかりのリーフですが、仕事と日常乗りしかまだしてなかったので、どこか軽くドライブでも行こうと考えたときに、ふとその「亀堂院」というお寺に行ってみる事を思い出されました。
今の住まいから車で1時間30分程度で現地に到着。
この門はあまり記憶に無い門です。
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ところが、次の瞬間!
これだ! 龍宮城のようなこの赤い門。
46年経った今でも鮮明に覚えている。
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その当時気が付かなかったのですが、この門には大きな葵の御紋がありました。
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その先に脚を進めると本堂が。
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殆ど当時のままだと思います。
ただ、右側の家のような物は無かったような気がします。
それと、正面の入り口は当然ながらアルミサッシではありませんでした。
住職の家は、同じ敷地の右側にあったのですが、現在も家はあるのですがちょっと記憶と違います。
本堂の中を覗かせていただきました。
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写真ではちょっと暗くてよく見えませんが、大きな仏像が座っています。
当時は手前の座敷はガランとしていて物は殆ど置かれておらず、仏像の前のこの畳のところで寝かせて頂きました。
そうこうしていると、中に誰か居る気配がして右側の入り口から女性が出てきました。
思い出話をさせて頂いていろいろお話をお聞きしているうちに、先程の当時のわたしの記憶が正しかった事が全て分かりました。
当時の住職と奥さんはもう居ないことも分かりました。
門のところに電動車椅子が有ったので、もしやと思いましたが残念でした。
あまりの懐かしさで涙が出そうになり、お寺を後にしました。
さて、丁度お昼になるところでしたので、美味しいもの・・・
妻は、ラーメンよりお蕎麦が良さそうなので、以前にマツさんが連れてきてくれたあの大子にあるお店に。
お寺からは1時半くらいで着く場所ですが、お店も丁度空く頃でいいかな?
「月待の滝 もみじ苑」
ここから先は徒歩です。
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急坂を下っていくと、お店とその先には滝の音が轟いています。
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2Fから入ると、満席で1Fに降りようとしていたら、丁度滝が見える席のお客さんがお帰りで、運よくベストポジションに座れました。
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妻は、ざるそば。
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私は、ちょっと肌寒い日なので、暖かいおそばにしました。
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それと、そば粉の団子。
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どれも、とっても美味しかったです。
お店の方に聞いたら、やっぱりこのところ雨ばかり降っていて水量がかなり多いとの事。
妻との話も滝の音にかき消されて良く聞こえないくらいでした。
食べ終わってから滝の近くに行きました。
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近づくにつれて音も大きくなり、大声で話をしないと聞こえないくらい。
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滝の裏に行けると云うので、傘も持ってる事だし行ってみました。
でも、傘は必要ありませんでした。
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裏から見るとこんな感じ。
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この滝は、マイナスイオンが凄く出ているそうです。
このマイナスイオンで気を清めて帰ることにしました。
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外にも売店があって、そば粉のソフトクリームがあったので頂きました。
美味しいです。
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それと、「開運の水」も飲ませて頂きました。
これで、宝くじ当選確実か・・・!
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家に帰る道筋には吉永小百合さんが栃木の名所のポスターで写って有名になった「雲巌寺」があるので寄ってみました。
何度も来た事があるので、珍しいわけでもなくフラッと寄っただけです。
たしか、こんな感じのアングルに吉永小百合さんが写っていましたね。
昨年、私の通っていた五反田の山手線の階段にもそのポスターが貼られていました。
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充実の一日でした。
昨夜は一応、リーフは満充電にして出かけました。
エアコンなしで299km走れるとの表示でした。
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帰ってみると29%まで放電し、175km走って82km残。
山道を登ったり下ったりの連続でしたが、こんな走りだと250kmが限界って所でしょうか。
過酷な条件でのデータが有ればこれからのドライブに役立ちます。
とりあえず、一度も充電せずに帰って来れました。
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