ブログを見ていたら、キッチンの水回りのお手入れに苦慮されている方も多い様で・・・
今回は、わたし流のキッチン周りをピカピカにする技を載せます。
水回りって、水が跳ねて水滴をそのままにしておくと、乾いて水道水内のカルキやカルシュームなどの成分が残って次第にその数が増えて行くと汚く見えます。
完全にそれを防ぐことは出来ませんが、拭き掃除が楽しくなる事できれいに出来る技です。
別に拭かない訳じゃないけど台布巾で拭っても細かい粒々の水滴になるだけで綺麗にならないと思いませんか?
余程乾いた布で拭けば取れますけどね。
こんな感じ。
そこで、できるだけ水滴が付着しない様にしたいですが、私は車のワックスに目を付けて3年くらい前から使っています。
ワックスと云っても、ガラス系コーティング剤と云って、塗布後に表面がガラスコーティングされてツルっつる感と光沢が持続するというものです。
3年前に発売された際に大切な自転車のロードバイク塗装面を綺麗に保つために買いました。
その後、新車の車やバルコニーの手摺の塗装面(過去のブログを見てください)にも使っています。
この製品の凄い所は、塗布面に水滴が付いていても塗れるんです。
逆に少し濡れていた方が塗りやすいです。
成分はポリマーレジンとシリコーン化合物で、レジンと云えば何度も紹介していますあの紫外線で硬化させるレジンを連想します。
きっと、これが乾いた後にガラスコーティングと云ってる部分になるのではないでしょうか。
きっと、これが乾いた後にガラスコーティングと云ってる部分になるのではないでしょうか。
さて、これをシンクの左側の方だけぬってみました。
塗って無い方は水がべっとりしていますが、塗った方は水があまり付いて無いですよね。
綺麗にするコツは布巾で拭く前に上からサーっと水を流すと水滴が殆ど流れてなくなります。
その上で、布巾で拭くと拭いた時スベっすべの感触でしかも一瞬にして乾いたような状態になります。
気持ちいいですよね。
でも、シンクは油汚れに見舞われたり、洗剤を使うのでそれほど長期間持続しませんから、気分転換に気持ち良くしたい時だけに使っています。
更に、「ステンレス」って云うのは常に空気に触れて錆びた状態でいて初めてあの光沢を維持している不思議な性格なので、ペンキを塗ったり油が付着した状態は単なる丸裸の鉄と同じで本来良くありません。
塩分の混じった油を長期間付けておくと見事に赤錆が出るんですよ。
塩分の混じった油を長期間付けておくと見事に赤錆が出るんですよ。
ステンレスのコンロが錆びるのは殆どこれが原因です。
手まめなお掃除が一番です。
わたしがキッチンで一番多用しているのは水道水の蛇口部と水受け皿です。
流石にてっぺんの平らなところには水玉が残ったりしますが、フッっと息を掛ければ飛んで行きます。
それと、この水受け皿。
シンクと違って、単なる水なのでコーティングが長持ちします。
食器を乗せて水が溜まったら、斜めにしてサッと流れてしまいます。
当然、そのまま水滴を放置しておくと水垢が付着しますので、勘違いされない様ご注意ください。
ただ、水垢が付いても楽に落とせますが・・・
更に、プラスチック系の洗面台にも最適です。
こちらも、水玉が付いたらサッと水を静かに掛けて水滴を殆ど無くしてから常に置いてあるタオルで拭きとっているので常にピカピカです。
このコーティング剤を使うと布巾などで拭いた時の感触がとにかくスベっすべ
で綺麗になるので、「気持ちが良い!」ことで拭き掃除が楽しくなります。
常にポジティブ思考になる状況を作っていると苦になりません。
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最後に余談ですが、CRC5ー56について。
裏面の取説見ると「石油系溶剤」と書かれているでしょう。
CRC5ー56は安いし気軽に使えてその時は動きも良くなりますが、石油から作られているプラスチック製品や塗装面に吹き掛けたりたりして放置しておくと光沢が無くなったり劣化しますから使う場所を気を付けた方が良いです。
金属部でもグリースが塗ってあるような回転部や擦り合わせ部に掛けてしまうとグリースが溶けて流れ出てしまって、その時は良くても結果的にかなりまずい事になってしまいます。
自転車などもベアリングが入っている車輪の軸の部分に掛けたりしてはいけません。
私は、主に金属部の油汚れ落としや錆落とし、グリースを使っていない金属の磨耗点などにしか使いません。
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屋内の家具などの光沢出しには以前に紹介したシリコンスプレーを使っています。
ただ、床などに付いたりすると暫くの間、スケートリンクの如くスッゴく滑りますから絶対に付着させないでください。(かなり怖いです危険です)
最後にワコーズのガラスコーティング剤の商品リンクを付けておきます。
参考にしてください。