インターロッキング脇は芝生になっています。
これでなにが生じるかと云いますと、芝生の芽がちょっと油断した空きにインターロッキングの隙間に入り込むんです。
一度入り込むと抜き取る事が出来ません。
除草剤撒けば良いじゃんと思われた方「ブッブー」です。
除草剤を撒いて枯れると、その後に必ず苔が勢いよく繁殖します。
理屈は分かりませんが、相当以前からインターロッキングに限らず何度か経験していて明らかな事実です。
それに、直ぐ隣に芝生がある訳で、間違ってもそちらに薬剤が流れ込む様な事が有ったらそれはご法度です。
じゃあ、どうするの??
案の一つとしては高圧洗浄機でぶっ飛ばす方法があります。
確かに高圧洗浄機を当てると隙間から生えた芝生はことごとく無くなります。
ただし、表面だけ。
奥底には根が生きていて数週間後にはまた葉が出て来ます。
光合成をして更に根を先に延ばして行きます。
他に無いの??
昨年から始めたのが、熱湯で根を枯らす方法。
天気の良い日に太陽光発電の電力で大鍋たっぷりの水を沸騰させます。
それをコーヒーのドリップ用のドリッパーに入れてゆっくりと熱湯を流し込みます。
2~3日後には枯れて茶色になります。
これが二日後の状態です。
そのまま放っておいても自然に消えて無くなりますが、年に一度の高圧洗浄で隙間を綺麗にする際には枯れた根も殆ど排出されて無くなります。
昨年の対処前の時には最初の写真の5倍くらい根が伸びていて葉が出ていましたが、昨年秋に実施したお陰で現在はかなり僅かな繁殖状況です。
この夏の繁殖時期に何度か行う事で根絶できると思います。
まあしかし、芝の芽が伸びる時期って多分これまでの経験だと6月と10月くらいに有って、一日で数センチ伸びる場合も有るため、ちょっと油断すると芝生の方からインターロッキングの隙間に新天地を求めて芽が入り込むんです。
凄まじい生命力です。
でも、この熱湯対処だとその後に苔が異常に繁殖することも無く、周囲への薬害なども全く心配ないので、最高の対処法だと思っています。
夏の炎天下での実施であれば、インターロッキングも熱くなっていて熱湯も温度が下がりにくいため、かなりの威力を発揮するものと期待しています。
このアイディアは随分以前にマツさんから聞いた話しが元になっています。
ありがとうございます。