あと半年で定年退職になります。
65歳の選択はありましたが性格上、手抜き出来ずに働いたので疲れました。
よって、数年前に60歳退職を選択し今年度一杯で退職です。
残された6ヵ月の日々をどう過ごすか?
最後の自分の選択です。
毎日新幹線で東京に通い、早25年です。
地元ではボランティアにいそしみ会社では過ぎて見れば自分でもびっくりする程の貢献をして、足跡を残して来ましたので心残りは全くありません。
そんな残り半年のサラリーマン生活をどう過ごすか?
今年になって、働き方改革とか云ってフレックスタイムが導入され、10時~15時までのコアタイム以外は自分で自由に時間を設定出来るようになりました。
元々開発部隊はかなり前から導入されていましたが、私が開発部隊を退いてからは初めてのフレックスタイムです。
やっぱりいいね。
自分で勤務時間を設定するので日々の生活に余裕が出来ます。
このところ、1ヶ月に一回は早く終わして宇都宮で途中下車。
で、餃子を肴にお酒を飲んで後発の新幹線で帰着。
これもあと6回くらいで終了でしょう。
このところ、餃子のお店に入ると何故か私の隣には女性客が座るので、ついつい話し掛けてしまいます。
前回も弘前出身で、小山から来たという女性と「ねぶた」と「ねぷた」の違いで大盛り上がりで、半分その女性は私と次に行きたがっていた状況でした。
今日は隣の若い女性のテーブルには、私が席に付いてから「焼き餃子」、「水餃子」、「揚げ餃子」、「フライ餃子」と後から後からお皿が来る状況に笑いが止まらず、「凄いですね!」の一言から始まってしまいました。
聞くと、原宿に事務所が有る出版社で、急遽仕事で宇都宮に来たけど昼飯を食いそびれてしまいお腹ぺこぺこだったという。
途中、私にどれか食べて欲しいと頼まれましたが、流石に私もお腹一杯で遠慮させて頂きました。
今日も見知らぬ方と話しが盛り上がって、お互い大笑い。
他のお客さんもきっと知り合いか自分の娘だと思ったことでしょう。
私の新幹線の時間が近づいて、最後にどちらからでもなく固い握手をしてお別れしました。
実は、宇都宮の駅ビルには凄く縁があって、過去2回出張で宇都宮に来た際に仕事が終わって一人で駅ビル内の上の階のCafeに入って飲んでいたら、見知らぬおじさんと話が盛り上がって、2時間くらい飲んでいたら、その方が自分が払うと言い出して、ご馳走して頂いた事があります。
それも2回とも全く別な方だったのに・・・
きっと、余程貧乏そうに見えたんでしょうね。実際あの頃は子供の教育費が嵩んで貧乏でした。
でも、皆さん「こんな楽しく飲めたのは久しぶりだ!」と云って固い握手をされて別れて行くので、心から楽しかったのだと思います。
お店の方にも、「あの方常連さんですが、あんなに楽しそうに飲んでるの珍しいから快くおごってもらいなさい」と云われました。
もしかしてこれって自分の特技?
老後は、コメディアンでもやって生きていきましょうか・・・
楽しい一日でした。