あの頃わしらはあほでしたシリーズ
いつのまにかシリーズになってるし
こないだ、アメリカンクラッカーが
非常に危険極まりない凶器の様なおもちゃであるって書きましたが
他にも凶器の様なおもちゃが
わしらが小学生のころは、いろいろあったのだ
んで、誰かがけがをするたびに
使用禁止になるのだ
今回禁止になったのは、スーパーボール
スーパーボールといっても、アメリカンフットボールの
スーパーボールではないのだ
あほみたいに弾む、ゴム製のボールなのだ
あんなもんなんで禁止になるのか
当時、昭和４０年初期
スーパーボール黎明期
当時は、なかなか手に入らなかった
でもよく弾むので、野球に使うわけでもなく
そのへんの壁にぶちあてて
遊ぶだけなんですけど
はずみ過ぎて、どこかへ行っちゃうんですね
そのどこかへ飛んでった奴を誰かが拾って遊ぶという
循環式遊具ｗ
そんなことどうでもいいんですよ
だいたいせこい団地のガキどもは
そういうこすい遊びをするんですけど
団地の横に高級住宅街があるんですけど
そこに住んでた司馬くんっていたんですけど
そいつの名前が「健」
名付けて柴犬
やーいやーい柴犬（しばけん）っていじめられてました
そんなことどうでもいいんですけど
そのスーパーボールがだんだん進歩してきて
わけのわからん、ラグビーボール型とか
機雷型とか出てきたんですよ
極めつけが、野球のボールくらいのビッグスーパーボールってのが
出てきたんですよね
高級住宅地に住んでた柴犬（しばけん）が
その大きなスーパーボールを学校に持ってきて自慢してました
それはいいんですけど
あほのしばけん、次の日眼帯してきました
んで、先生が
「今日から、スーパーボール禁止！！！」って言い出して
みんなが騒ぎ出したんですけど
想像通り
しばけんが、家でスーパーボール投げて遊んでて
跳ね返ったボールが目に当たって
怪我をしたという
んで、怒ったしばけんのかあちゃんが
学校に怒鳴り込み
「スーパーボール禁止！」となったのだ
しばけんのバカ
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