今回の選挙の勝因が日本人の特性
「判官びいき」だということで
先日書きましたが、
判官びいきで思い出しましたが
判官びいきの語源なんですけど
かつて源義経が兄の頼朝にいじめられたのをみた
世間の人々が、義経を応援したことに由来し
義経の役職が判官だったことから、
判官びいきといわれるそうですね
詳しくは、ぐぐってね
それをふまえて
判官びいきをあつかった
落語で、「青菜」ってあるんですけど
これがまた面白い
かいつまむと
与太郎が、ご隠居のところへ行き
いろんなものをご馳走になるのですが
ご隠居が、「青菜」を食うか?ってきいて
与太郎が、「食う」というと
ご隠居が、奥にいる奥様に
「青菜を持て」というと
奥さんが奥から出てきて
「名は九郎判官」と答えるのです
するとご隠居が「義経義経」って答えます
九郎判官とは義経のことね
「菜っ葉は食ってしまった」という奥さんに
「義経義経・よいよい」
と洒落でこたえるという
奥ゆかしさ
感動した与太郎は、自分の長屋に帰ってきて
真似しようと、よめさんを押し入れに押し込んで、
近所の大工をよびこみ
おからを食わせて
「青菜」を食うかい?とききます
大工が「おれ青菜きらいなんだよな」www
「そんなこと言わずに食うと言え」と無理やり言わせて
「奥や、奥、青菜をもて」というと
押し入れから出てきた嫁が
「青菜は、九郎判官 義経」って答えまで言っちゃうw
そこで困った与太郎が
「うう弁慶にしておけ」という落ち
落語も面白いでしょう
もし、よかったら
さがして、桂枝雀の青菜みてください
おもしろいですぞ
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