神戸製鋼が大事なってますね
一番やってはいけない、素材メーカーの品質管理の偽装
日産の事件が、かすんでもーたわ
この事件の記事を読んで、一番最初に思いついたのが
「こんな話、どこかで読んだなあ」
「そうそう、池井戸さんの七つの会議や!」
七つの会議は、ネジのメーカーが利益を優先するために
強度を偽装していたという話
それの内部告発がメインテーマでした
事実は、小説より奇なりと申しますが
同じことが、超一流の会社で起きるとは・・
先日の朝日新聞の天声人語も書いてました
ちょっと転載
半沢(はんざわ)直樹シリーズで知られる作家、
池井戸(いけいど)潤さんには
企業の不祥事に切り込む小説が多い。
『七つの会議』は不正に手を染めたメーカーが舞台である。
耐火性などのデータを捏造(ねつぞう)して鉄道用の座席を安く製造し、
取引先に納入していた
▼作中、不正をたくらむ人物がこう述べている。
「商売なんてのはな、売ったもん勝ちだ……
強度が落ちるといったところで、とんでもない大事故でも起きない限り、
それが試される場面なんてないんだよ」
▼完成した列車に乗る人など眼中にない台詞(せりふ)である。
似たようなことを口走った者が、
もしやこの会社にもいたか。
神戸製鋼所で長年にわたり、アルミや鉄の強度を偽る不正が続いていた
▼「安全検査の結果が思わしくなく、うその数字を書いた」
「検査していないのに数字を入れた」。
やり口の単純さが闇の深さを物語るかのようだ。
そのアルミや鉄は列車や車、航空機などで使われ外国企業にも納められている。
不安と不信を輸出してしまった
▼ものづくりで使われる言葉に「暗黙知」がある。
現場で身につくコツのようなもので、言葉にするのも難しい。
そこに日本の製造業の強みがあるとされてきた。
蔓延(まんえん)した不正が暗黙知の一つだったとは考えたくもない
▼国際競争や納期に追われていたと報じられる。
「誰にだって、苦しい事情ってのは存在するんだよ。
だけど、そんなのは不正の理由にはならねえ」。
小説で池井戸さんが主人公に語らせている。
当然が当然でなくなる瞬間がこわい。
転載ここまで
本当にその通り
昔、
ある素材を海外の工場に送るとき
品番を読み間違えて(「N-」を「M-」と見間違え)
送ってしまったことがあって
相手の会社から、
「これがラインに乗ってたら、賠償額5億円払え」と言ってきました
幸い工場の担当が優秀な奴で
「番号が違うから、使ってない」って
水際でセーフだったことがありますな
こんなしょうもないミスで5億円もの損失をだすところ
今回の神戸製鋼のやったことは
只では済まないきがしますね
あまりに影響が大きすぎて、想像することもできない
どう、波及してくるのか
日産やシャープみたいな、ちんけな企業ちがいますからね
なんせ、安倍首相が新卒で入社した名門企業ですから
たとえ、B社から兆単位の賠償請求があっても
JALのように、再生機構を通じて
湯水のように税金を投入するんだよな~たぶん
これって、神戸製鋼を通して米国へ金を回すという
ひょとしてCIAが仕組んだ罠か?
トランプ怖えー
七つの会議 (集英社文庫) | |
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