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神戸製鋼と七つの会議 事実は小説より奇なり

2017-10-17 04:33:17 | どうでもいい話


神戸製鋼が大事なってますね

一番やってはいけない、素材メーカーの品質管理の偽装

日産の事件が、かすんでもーたわ

この事件の記事を読んで、一番最初に思いついたのが

「こんな話、どこかで読んだなあ」

「そうそう、池井戸さんの七つの会議や!」

七つの会議は、ネジのメーカーが利益を優先するために

強度を偽装していたという話

それの内部告発がメインテーマでした

事実は、小説より奇なりと申しますが

同じことが、超一流の会社で起きるとは・・


先日の朝日新聞の天声人語も書いてました

ちょっと転載

 


半沢(はんざわ)直樹シリーズで知られる作家、

池井戸(いけいど)潤さんには

企業の不祥事に切り込む小説が多い。

『七つの会議』は不正に手を染めたメーカーが舞台である。

耐火性などのデータを捏造(ねつぞう)して鉄道用の座席を安く製造し、

取引先に納入していた

▼作中、不正をたくらむ人物がこう述べている。

「商売なんてのはな、売ったもん勝ちだ……

強度が落ちるといったところで、とんでもない大事故でも起きない限り、

それが試される場面なんてないんだよ」

▼完成した列車に乗る人など眼中にない台詞(せりふ)である。

似たようなことを口走った者が、

もしやこの会社にもいたか。

神戸製鋼所で長年にわたり、アルミや鉄の強度を偽る不正が続いていた

▼「安全検査の結果が思わしくなく、うその数字を書いた」

「検査していないのに数字を入れた」。

やり口の単純さが闇の深さを物語るかのようだ。

そのアルミや鉄は列車や車、航空機などで使われ外国企業にも納められている。

不安と不信を輸出してしまった

▼ものづくりで使われる言葉に「暗黙知」がある。

現場で身につくコツのようなもので、言葉にするのも難しい。

そこに日本の製造業の強みがあるとされてきた。

蔓延(まんえん)した不正が暗黙知の一つだったとは考えたくもない

▼国際競争や納期に追われていたと報じられる。

「誰にだって、苦しい事情ってのは存在するんだよ。

だけど、そんなのは不正の理由にはならねえ」。

小説で池井戸さんが主人公に語らせている。

当然が当然でなくなる瞬間がこわい。

転載ここまで

本当にその通り

昔、

ある素材を海外の工場に送るとき

品番を読み間違えて(「N-」を「M-」と見間違え)

送ってしまったことがあって

相手の会社から、

「これがラインに乗ってたら、賠償額5億円払え」と言ってきました

幸い工場の担当が優秀な奴で

「番号が違うから、使ってない」って

水際でセーフだったことがありますな

こんなしょうもないミスで5億円もの損失をだすところ

今回の神戸製鋼のやったことは

只では済まないきがしますね

あまりに影響が大きすぎて、想像することもできない

どう、波及してくるのか

日産やシャープみたいな、ちんけな企業ちがいますからね

なんせ、安倍首相が新卒で入社した名門企業ですから

たとえ、B社から兆単位の賠償請求があっても

JALのように、再生機構を通じて

湯水のように税金を投入するんだよな~たぶん

これって、神戸製鋼を通して米国へ金を回すという

ひょとしてCIAが仕組んだ罠か?

トランプ怖えー

七つの会議 (集英社文庫)
クリエーター情報なし
集英社
コメント (4)
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