こないだ、林先生の初耳学を見ていたら
面白い話をやってました
関西方面からの飛行機が、羽田へ向かう時に
羽田空港から南へ50kmほどの地点を通り過ぎ、
その後房総半島端っこまで行き、左旋回した後に羽田空港に着陸するのが
ふつうですが、なぜそんなことをしてるのでしょうか?
距離も増えて燃料もかかるのに
たしかに、伊丹から東京へ行くとき
左手に富士山を見ながら、そのまま右旋回して海に出て千葉の方から
羽田に着陸しますもんね
風向きの関係かと思てましたが、さにあらず
なんと、林先生が4文字で答えます
「横田空域」だそうです
なんですか「横田空域」とは
wikiより
横田進入管制区、通称「横田空域」の1都8県
(北は新潟県、南は伊豆半島中部まで、東は東京都の中野区―上板橋と等々力を南北に結ぶ線―まで、
西は静岡県中部まで)に及ぶ、広大な空域の航空管制は本飛行場で行われている。
「横田ラプコン(RAPCON: Radar Approach Control(レーダー進入管制)の略)」とも呼ばれる、
この空域(2016年現在、最高高度は23,000フィート=約7,010メートル以下)は、
アメリカ空軍の管制下にあり、民間航空機であっても当該空域を飛行する場合は、
アメリカ空軍による航空管制官の指示を受けなければならない。
しかし、在日米軍との事前協議によって、飛行計画経路を設定・調整する必要があり、
手続きが煩雑である等の事情から、
東京国際空港や近傍の成田国際空港を発着する民間航空機の多くは、
同空域を垂直軸または水平軸で避けるルートで飛行している。
とのこと
簡単にいうと
2次大戦以降、米国の支配下にある空域がいまだに存在しているという話
沖縄の普天間基地の問題以上に根深く、私たちの生活に密着した話なのに
いままで知らなかったのは
マスコミの偏向報道姿勢にあるのでは?
沖縄可哀想~っていってたら同情票があつまるという算段なのか
大阪ー羽田路線なんか、この空域を通過できれば
恐ろしく時間短縮になり、運賃も半額ちかくなるとか
リニアモーターカーの需要などなくなるのではないかという話
をまことしやかにテレビやネットでされてますが
Wikiをもうちょっと読み進むと
最近のジェット機は性能が高度化しており
相当短時間に高高度まで上がることができるので
「横田空域」の上空を飛ぶことができるそうなんです
空気密度の薄い高度を飛行することによる燃料費の削減
や時間の削減がはかれているとのこと
それに、東京の住宅密集地の上空を飛ぶリスクを考えると
早めに海上に出て安全を確保するのも理にかなってるとか
まあ、実際のところ生活には影響ないようです
でも、日本の本土に治外法権の米国領があることは
しっててもええんでないの
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